ダムin栃木

五十里ダム一般公開(日光市)2014.08.06

鬼怒川上流ダム(川治ダム・川俣ダム・五十里ダム・湯西川ダム)の一般公開最終弾、五十里ダムを紹介します。
五十里ダムは、堤頂長267m、堤高112mの重力式コンクリートダム、クレスト2段式ローラーゲート3門、コンジット高圧ローラーゲート2門、ジェットフローゲート1門、ホーロージェットバルブ1門、1950年着工1956年完成、国土交通省で管理されています。
五十里ダムは日本の大規模ダムの草分けで、当時、日本一高いダム、また、放流設備高圧スライドゲートは国内ではじめて導入されました。

この日、多くのダムマニアが見学に来ていましたが、私達は時間が無いため天端通路だけ見学して次の会場川治ダムに向かいました。
残念な事に、五十里ダム直下へは降りることが出来ませんでした。来年7月頃のダム一般開放には是非来たいと思っています。
上は、ダム直下へのエレベーター。
中央はクレストゲート上部。

下は、ダム上流側。
手前、2門のゲートが後に追加されたコンジット高圧ローラーゲートかな。
五十里ダム施設改良本体工事(1999年10月~2003年3月)
ダムサイトにある五十里ダムのモニュメント。

五十里ダムを見学した帰り、受付で炭のお土産を頂きました。
ダム湖に流れついた流木を炭にしたそうです。バーベキューには使えなかったので部屋などの脱臭・乾燥材代わりに使いました。
また、今回、うれしい事がありました。
私の職場の同僚の息子さんからお手紙を頂きました。(下)
小学3年生だそうですがダムに興味をもっているそうです。今回の一般公開も勧めたのですが部活動があるため行けなかったそうです。
私からのお土産として、ダムカード6枚を差し上げたら嬉しいお手紙が届きました。
これからも、自然のエネルギーを利用したダムに関心を持って頂ければ幸いかな。

下は、新聞の折込に入っていた栃木県民だより。
ダムカードの紹介が出ていました。これを機に多くの方がダムに関心が持てれば。
以上で、2014年度の栃木県内のダム一般公開の紹介は終了です。

マイサイト”ダムin栃木”の五十里ダムも参考にご覧ください。
ダム便覧 五十里ダム
五十里ダム
鬼怒川ダム統合管理事務所・国土交通省 関東地方整備局・五十里ダム
栃木県日光市川治

湯西川ダム一般公開(日光市)2014.08.14

鬼怒川上流ダム(川治ダム・川俣ダム・五十里ダム・湯西川ダム)の一般公開第三弾、湯西川ダムを紹介します。
湯西川ダムは、堤頂長320m、堤高119mの重力式コンクリートダム、自然越流ゲート4門、オリフィスローラーゲート1門、ジェットフローゲート2門、2008年着工2012年完成、国土交通省で管理されています。
栃木県内に建設されたダムの中では一番新しいダムです。

見学会の受付でヘルメットを装着し、ダム天端のエレベーター(上左の写真の左の塔)で堤体直下に下りました。
堤体の真下には、建設機械が設置された高所作業車でダムの様子を見ることが出来ました。(写真上)
また、ダム天端の通路ではテントの下で冷たいかき氷が振舞われました。(下左)
下右は、天端から見た放流ゲート付近。

上は、ダム直下より見た堤体。下から見上げると迫力ありますね。
下は、放流ゲートからの放流の様子。

下左は、堤体の岩着部に設けられたリムグラウトトンネル。内部気温は13℃寒いくらい。

下は、放流ゲート施設内の様子。

下は、選択取水設備操作棟の内部。

下は、湯西川ダム見学会で配布された資料。

下は、湯西川ダム見学会の案内マップ。

マイサイト”ダムin栃木”の湯西川ダムも参考にご覧ください。
湯西川ダム
栃木県日光市湯西川
鬼怒川ダム統合管理事務所・国土交通省 関東地方整備局・湯西川ダム

取材・撮影 2014年08月14日

川治ダム一般公開(日光市)2014.07.27

鬼怒川上流ダム(川治ダム・川俣ダム・五十里ダム・湯西川ダム)の一般公開が7月27日に開催されました。
私も友人2人と参加してきました。天候は朝は快晴でしたが午後は夕立があり傘を差しての見学でした。
鬼怒川上流ダム群は国土交通省の管理ダムで、午後2時ごろ来ましたが400人ほど見学者があったそうです。女性も多く、ダムに関心があるようですね。(ダムガールかな)
私も始めての参加でしたが、キャットウオークのスリルと、ダムの雄大さ素晴らしさを堪能してきました。

管理棟よりエレベーターでダム下流側壁面中央のキャットウオーク入り口まで急降下。
そして、堤体内部の通路を通ってキャットウオークへ。堤体内部の通路の気温13℃位でした。(上写真)
下は、キャットウオークから見た川治ダムです。

  

今回、ダム見学会に参加しましたので、認定証なるものを頂きました。
下右には、それぞれのダムカードが入っています。

マイサイト”ダムin栃木”の川治ダムも参考にご覧ください。
次回は、湯西川ダム一般公開の模様です。

川治ダム
栃木県日光市川治温泉川治

取材・撮影 2014年07月27日


川俣ダム一般公開(日光市)2014.7.30

鬼怒川上流ダム(川治ダム・川俣ダム・五十里ダム・湯西川ダム)の一般公開、川俣ダムを紹介します。
川俣ダムは、堤頂長131m、堤高117mのアーチ式コンクリートダム、クレストゲート6門、コンジットゲート2門、ハウエルバンガーバルブ1門、1959年着工1966年完成、国土交通省で管理されています。アーチダムとしては日本一の縦長のダムです。

川俣ダムへは9時頃来ましたが、すでに多くの見学者が来ていました。
受付でダムカードや資料を頂き、ダムサイトに設けられたエレベーターで中段のキャットウオークへ。
上は、川俣ダムの全容です。アーチダムの特徴が良く分かりますね。

上は、キャットウオークから見たダム堤体。
キャットウオークの下にコンジット高圧ローラとハウエルバンガーバルブが見えます。

下は、キャットウオークから見た川俣ダム堤体の絶景。スリル満点でしたよ。

下は、ハウエルバンガーバルブ真上から見た下流側。

下は、クレストローラーゲート内の様子。

右は、天端通路から見た瀬戸合峡。秋は真っ赤に紅葉しますよ。

下は、川俣ダムの諸元。

下は、川俣ダム見学会の案内マップ。

川俣ダム
栃木県日光市川俣

取材撮影 2014年7月30日

深山ダム現地見学会(那須塩原市)2016.7.26

栃木県那須塩原市百村にある深山ダムの現地見学会に参加してきました。
見学会は、国土交通省・林野庁主催の「森と湖に親しむ旬間(平成28年7月21日~31日)」の一環として実施されました。

午前10時から始まりましたが第2回目の午前11時に参加してきました。
受付を済ませ資料などを頂き、まず管理事務所でモニターを見ながら深山ダムの概要を学習。
質疑応答などもあり大変勉強になりました。
そして、早速ダムサイト下へ移動。

職員の説明などを聞きながら半開きになったラジアルゲート周辺を見学。

傍で見るラジアルゲートの大きさには感激しました。
貯水の常時満水位はEL 735mです。
因みに、この日の貯水率は約9.1%だそうです。

湖面を見ると貯水率の低さが手に取るように分かります。
今年は雨量も少なく、奥山の積雪も例年になく少なかったそうです。
深山ダムには数回来ていますがこんなにも貯水の少ない光景は初めてでした。

ラジアルゲート付近の見学も終わり急な階段を登って管理棟へ。
管理棟の前には巡回調査用のモーターボートが置いてありました。

下左は、天端の端から。右はダム下流より見たラジアルゲート。

下右は、見学会の記念に頂いた遮水ゴムパッキンの切れ端とボルトナット。

下は、深山ダムの資料です。

取材撮影 2016年7月26日

  


嘗ての御母衣ダム 1974年(岐阜県)

物置の奥にしまって置いたネガの整理をしていたら思いがけないネガフィルムが出てきた。
私が22歳の頃、友人と3泊で北陸を旅した時の写真である。
その中に、岐阜県大野郡白川村の御母衣ダムで撮った写真が数枚あった。
多分、白川郷に向かう途中に寄った覚えがある。
その頃は、ダムには全然興味もなく序に寄ったのだろう。
(1974年撮影)

水系:庄川
型式:傾斜土質遮水壁型ロックフィルダム
流 域 面 積:442.8k㎡
堤高:131m
堤 頂 長:405m
堤 体 積:7950.000m3
総 貯 水 量:370,000,000m3
有 効 貯 水 量:330,000,000m3
1957年着工1961年完成。
御母衣ダム
岐阜県大野郡白川村大字牧
参考サイト
ダム便覧

閑話休題
北陸の旅は、私の車で二泊三日をかけて栃木から群馬、岐阜、富山、能登半島を一周してきた。
白川郷と能登半島が主な目的でした。
なるべくお金を使わずに行こうと言うことで、宿は取らず食事もパンなどで凌いだり、風呂は銭湯や海で済ました覚えがある。
一番の想い出は、能登半島かな。

恋路海岸で夜を過ごしたが車の窓を開けたまま寝たので一晩中蚊に悩ませれた。
また、恋路海岸から富山に向かう途中、車のファンベルトが切れてしまった。
ファンベルトの替えは持って無いし、ガソリンスタンドも無い。
トランクを開けて何か無いかと探して見ると、タイヤチェーンを固定する輪ゴムがあった。
仕方が無く輪ゴムをファンベルトの替わりに付けて数キロ走った覚えがある。

ガソリンスタンドで見て貰ったが、あと数キロ走ればエンジンを焼いてしまって車はお釈迦だよと言われた覚えもある。
でも、楽しかった。
若ければ出来ない旅の想い出でした。

この頃、カメラを始めて数年経っており友人から譲って貰ったマミヤ二眼レフカメラC220で撮った写真です。
露出計は付いていなかったので目測で設定したみたいだがピーカンなのでよく撮れたみたいだ。
帰ってきてから自宅で6*6のブロニーフィルムを現像タンクで現像したようだが周辺に現像ムラが出てしまったようだ。
下は、白川郷で撮った写真です。

 

栗山ダム(2013.7.24)

栃木県日光市大字佐下部字平田岳にある栗山ダムに行ってきました。
1988年に完成したロックフィルダムで堤高97.5m、堤頂長340mの発電用のダムです。
ダム形式は揚水式で、今市ダム(下池)の上池として機能している。

ダム湖で右奥に管理棟がある。

駐車広場から見たトイレとダム本体。
駐車場から管理棟までは進入禁止で車では行けないが、歩いて10分位でダムサイトに行ける。

ダムサイト直下にある園地。

栗山ダム管理棟

ここからは、霧降高原にある六方沢橋も見え、逆に六方沢駐車場からはこの栗山ダムを望むことも出来る。
六方沢駐車場より栗山ダムを見たもので、バックの山は高原山です。
ダムの左手前は、日陰牧場です。

栗山ダムには以前から興味があり、今市ダムを取材した時に行こうと思っていましたが今回ようやく念願が叶いました。
栗山ダムに行くには黒部ダムの手前から林道に入り、日陰牧場(現在は閉鎖)の中を通っていきます。
道は狭いですが完全舗装でダムサイトまでいけます。
ただ、ダムサイトの手前には700mほどの夫婦山トンネルがあり、照明はあるのですが一人で行くには非常に寂しい不気味なトンネルです。今回はアマチュア無線のフレンドが一緒でしたので臆病な私も安心して行くことが出来ました。感謝!
下が夫婦山トンネルです。

ダムin栃木2013.7.24記事より抜粋