日光・鬼怒川温泉

庚申の湯(かじか)2013.10.12(アーカイブ)

栃木県日光市足尾町銀山平公園内の国民宿舎”かじか荘”にある”庚申の湯”に行ってきました。
ここは、日本の近代産業発祥の頃、銅山の町として栄えた足尾銅山の旧小滝地区奥にあります。
足尾銅山は閉山してしまいましたが、繁栄した頃の面影のみ知るところです。
上は国民宿舎”かじか荘”の全景。
下は、庚申の湯の内湯です。 泉質はアルカリ単純泉で無色無臭、神経痛・関節痛などに効能があるそうです。
また、肌がすべすべになるので”美肌の湯”ともよばれています。

下は、露天風呂で循環はしていますが源泉を利用しています。
露天風呂から見る風景は最高で、紅葉の最盛期には素晴らしい風景に出会えるそうです。
この時は入浴客が私ともう一人の二人しか居りませんでした。 露天風呂は独り占め、目の前に広がる大自然を満喫してきました。 そして、何時もの如く入浴客との談笑。 78歳のご老人でしたが、なんと愛知県からキャンピングカーで来たとの事。 7月から車に寝泊り自炊しながら湯行脚を楽しんでいるそうでした。 ご老人が言うには、栃木県には素晴らしい温泉地が沢山あり羨ましいとの事。 来年の初夏ごろまた栃木に来て、今度は男体山に登る予定だとおっしゃっていました。 賑やかな温泉施設では湯船でこのようなおしゃべりはあまり出来ませんが、あまり有名でないこじんまりとした温泉場ではこのような素晴らしい会話が楽しめます。
また、入浴客が居なければ浴室内の写真も遠慮なく撮れますから。

下は、庚申の湯の成分表です。

※ データーは2013年10月12日の取材撮影です。
画像・データーは古いため最新のものを確認ください。

ここ銀山平にはもう一つの温泉施設があります。 “かめむら別館”といい、本館は足尾市街にあるそうです。
泉質はかじか荘の庚申の湯と同じアルカリ性単純温泉です。 しかし、私も立寄りしようかと連絡してみたのですが残念ながら立寄り湯はやっていないとの事でした。 湯に入るには宿泊しなければならないみたいです。

下は、かじか荘脇にある庚申山の道標庚申山の案内。
庚申山は特別天然記念物のコウシンソウの自生地でもあります。
この林道から備前楯山を巻いて足尾ダムに抜けることが出来ます。 これからの時期、紅葉が素晴らしいですよ。

下は、旧小滝抗口、旧小滝橋の様子と旧小滝鉱の案内です。 1885年に開抗され1954年に廃抗されました。

足尾銅山は二十年ほど前にモノクロフィルムで撮ったことがあります。

下は、現在の小滝の里の様子です。

ここは、小滝地区の中心で最盛期の大正年間には一万余人の人達が働いていた所です。 しかし1954年(昭和29年)に閉抗され、今はその当時の面影すらありませんでした。

取材・撮影日 2013年10月12日

足尾の宿 かじか オフィシャルサイト
〒321-1511 栃木県日光市足尾町5488
TEL.0288-93-3420 (受付時間:9:00〜18:00)

四季の湯(日光市黒部)をリベンジ

栃木県日光市黒部地区にある日帰り温泉施設「四季の湯」を紹介します。
四季の湯は、何度か浸かっていますが最高の泉質の源泉かけ流しが魅力です。
今回は、日光市霧降に在住の甥っ子に案内されてのんびりと天然温泉を堪能してきました。
前回、紹介した2015年11月3日から10年ぶりのリベンジですが、施設などはそのままでした。

四季の湯は、川治温泉から県道23号線を川俣湖方面に向かい、湯西川へ抜ける県道294号線の角にあります。
入り口の右手に受付があり、その奥は無料休憩所となっています。

浴場は結構広い露天風呂が二つあり、深緑の山々を前方に見ながら湯浴みできます。
しかし、洗い場が2カ所しかありませんが露天風呂を堪能するには十分です。

泉質は、アルカリ性低張性高温泉。
温泉は、無色透明の奇麗な湯です。硫黄臭が微小にあります。
泉温は、48.9℃です。
天然温泉100%の源泉掛け流し、加温・加水・循環無し。
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病など。
入浴料金は、大人 700円 小学生以下300円。
営業時間は、8:00~21:00

露天風呂から眺めた深緑に包まれた黒部の山々。
四季の湯の下には鬼怒川を堰き止めた黒部ダムがあります。
写真は、露天風呂から眺めた土呂部ダムからの導水管です。
太い導水管の下には発電所がありここで発電されています。

四季の湯 オフィシャルサイト
栃木県日光市黒部21
TEL:0288-97-1500:0288-97-1269

四季の湯(日光市黒部)(2015.11.03)

栃木県日光市黒部地区にある日帰り温泉施設”四季の湯”を紹介します。
四季の湯は、川治温泉から県道23号線を川俣湖方面に向かい、湯西川へ抜ける県道294号線の角にあります。

お蕎麦屋さんの裏に数台止まれる駐車場があります。
入り口の右手に受付があり、その奥は無料休憩所となっています。

脱衣所は広くて良いのですが洗面所は無かった様な気がします。

浴場は結構広い露天風呂が二つあり、色付始めた山々を前方に見ながら湯浴みできます。
しかし、洗い場が2カ所しかありませんが露天風呂を堪能するには十分です。

泉質は、アルカリ性低張性高温泉。
温泉は、無色透明の奇麗な湯です。硫黄臭が微小にあります。
泉温は、48.9℃です。
天然温泉100%の源泉掛け流し、加温・加水・循環無し。
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病など。
入浴料金は、大人 500円 小学生以下300円。
営業時間は、8:00~21:00

上左は、大きい露天風呂の湯口と洗い場。右は、小さい露天風呂の湯口。
下は、露天風呂からの色付き始めた山々。(紅葉にはちょっと早かったかな)
でも、最盛期には山々を彩る素晴らしい紅葉が堪能できるのではないでしょうか。

四季の湯 オフィシャルサイト
栃木県日光市黒部21
TEL:0288-97-1500:0288-97-1269

追記。

四季の湯は、黒部ダムと土呂部ダムを撮った帰りに寄ったのですが、ここからは黒部ダムを望むことが出来ました。
下は、黒部ダムの本体です。とても素晴らしいですよ。

 

休暇村日光湯元(日光市湯元)

栃木県日光市湯元にある休暇村日光湯元を紹介します。
ここは、湯の湖の辺にある宿泊施設ですが、立ち寄り湯もすることが出来ます。
休暇村は、日本の景色を代表する国定公園などにあるリゾートホテルで全国に37ヵ所あります。
栃木県では、日光湯元と那須にあります。

玄関を入ると広々としたロビー、そこには大きなマントルピースがありました。
日帰り温泉も可能です。

ここは、奈良時代(788年)に日光を開山した勝道上人により発見されたという日光湯元温泉が源泉です。
源泉名は、奥日光開発(株)5号・6号混合泉
泉質は、含硫黄・カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩化物温泉(硫化水素型)(中低張性高温泉)。
温泉の効能は、神経痛・慢性消化器病・慢性皮膚病・慢性婦人病・高血圧症、疲労回復など。
泉温は、61.4度。浴槽の湯は41℃位に温度調整、長湯が出来そうな湯でした。
循環・消毒なしの源泉掛け流し。
入浴時間 12:30~16:00(最終受付14:30)
料金 大人1,200円 4歳~小学生600円

外から見たレストラン。
私も以前食事をしましたが大きい窓からみえる自然の中での食事は素晴らしいですよ。
食事の後の散策は最高です。


休暇村日光湯元 オフィシャルサイト