
長年愛用してきたフラッドヘッド型のスキャナーがダウンしてしまった。
2003年7月に発売されたEPSON/GT-9400UFです。
2005年頃に購入して、つい最近まで使っていた。
2年ほど前にはヘッドの可動部にガタが来て正常にスキャンできなくなり自分で分解して何とか修理した覚えがある。
しかし、昨日、フィルムをスキャンしようと電源を入れるとスイッチ部の赤ランプが点滅してしまい、ヘッドも動かなくなってしまった。
ソフトを入れ替えたりしてみたが復旧はしなかった。
不具合が出るたびに宥めながら長年使ってきたのだが、終に寿命が尽きてしまったようだ。
EPSON/GT-9400UFは、反射原稿と透過原稿(フィルム)が使えるがネガフィルム専用で使っていた。
若い時にペンタックスで35mmモノクロネガ、その後ゼンザブロニカを手に入れブロニーサイズのモノクロばかりを撮っていた。
しかし、カメラはフィルムより写真のプリントに金が掛かる。
下は、20歳のころ矢板市長峰公園で開催されたモデル撮影会(35mm)

初めの頃は現像やプリントはラボに頼んでいたがその後、ネガは自家現像で処理していた。
押し入れに入って現像タンクに巻いていたが、めんどいかったが楽しい想い出が沢山あった。
私の雑木林/エッセイ集の中に綴ってある。
現像てんまつ記 その一(夏)
現像てんまつ記 その二(秋)
先日、私のサイト「五月の風」のトップ画像をモノクロで表現しようとブロニカで撮影したお気に入りのネガをスキャンして画像を編集しようかと思っていた。
しかし、スキャナーが壊れていてはそれも無理。
いつも、スキャンした画像は原画サイズのままHDDに保存しているのだが、ブログ用の画像サイズにして保存してしまっていたようだ。
下が、その画像で日光市の中禅寺湖で撮影しいた桟橋の夕暮れ。

サイトのトップイメージの全面表示の解像度は最低1920ピクセルが必要だ。
上の画像は600ピクセルで全画面表示にはサイズが小さすぎる。
その為、ネガをスキャンして横幅1920ピクセルにしなければならない。
中古のフィルムスキャナーを手に入ればそのままスキャンすれば良いのだが資金に余裕がない。
そこで考え付いたのがスキャナーなしでネガを画像に変換できるスマフォアプリだ。
早速、無料で利用できる「KODAK Mobile Film Scanner」を試してみた。
無料でスマフォで簡単にスキャンできるが出力画像の品質がイマイチだ。
EPSON/GT-9400UFで使っていたネガキャリアーを利用しても不安が残る。
もう一つのスマフォアプリ「NEGAVIEW PRO」がある。
有料だがスマフォでスキャンしても原画に近い品質が期待できるそうだ。
しかし、「NEGAVIEW PRO」の使い方は把握できたのだが何故かソフトがダウンロード出来ない。
色々なサイトで確認しているのだが未だにダウンロード出来ずにいる。
これが利用できればフィルムスキャナーを新たに購入する必要も無くなるのだが。
ご存じの方がいらっしゃるならお教えいただきたい。