2025年 9月 の投稿一覧

朝ドラ「風、薫る」大雄寺(黒羽町)

2026年度前期 NHK連続テレビ小説「風、薫る」制作が発表されました。
舞台は、明治時代西洋式の看護学を看護婦養成所学ぶ栃木県黒羽町出身の大関和さんと鈴木雅さんの二人が看護の世界を切り開いて行く物語です。

連続テレビ小説 第114作『風、薫る』は、大関和(おおぜき ちか)さんと鈴木雅(すずき まさ)さんという二人のトレインドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う二人の主人公のバディドラマです。同じ看護婦養成所を卒業した二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になって、まだ見ぬ世界を切り拓いていきます。
※ NHK2026年度前期 連続テレビ小説「風、薫る」制作のお知らせより抜粋

ここで、朝ドラ「風、薫る」の舞台となった、栃木県大田原市黒羽田町の古刹大雄寺を紹介します。
大雄寺は、私の好きな寺で今までに数回訪れて写真撮影しています。
大雄寺は600年以上の歴史を持つ曹洞宗の禅寺。 大雄寺の建築物は栃木県の文化財に指定されています。
国の重要文化財、栃木県指定文化財に指定されています。
また、季節によりシャガ、牡丹などが境内を埋め東国花の寺としても有名です。

山門に咲くシャガで満開でした。

ここ大雄寺は、鈴木福主演の「一休さん」のロケ地としても有名ですね。

写真は、座禅堂への回廊ですが大雄寺では座禅を体験することが出来るそうです。

下は、2002年5月に撮った牡丹です。この時は牡丹が境内を埋めていました。

大雄寺 オフィシャルサイト
〒324-0233 栃木県大田原市黒羽田町450番地 TEL:0287-54-0332

大雄寺周辺には、黒羽城址公園があります。
春には桜、初夏には紫陽花の名所として有名です。

黒羽城址公園の桜と紫陽花です。

石山にて(塩谷町佐貫)

ネガフィルムフォルダーを整理していたら懐かしいフィルムが出てきました。
今は、廃版になってしまった富士フイルム ミニコピーフィルムHR2 135 36枚撮りのネガフィルムです。
この頃は、ミニコピーフィルムで雲ばかり追いかけていた。
カメラは、一眼レフアサヒペンタックスSPとタクマーレンズ各種。
もう、40年も前の頃の写真遍歴です。

写真を撮っては、押し入れにこもって現像タンクにフィルムを巻き付けて自家現像に明け暮れていました。
その後、ダークバックを手に入れてからは押し入れ暗室は卒業。
インターネットでは、フィルムスキャナーで読み取ってPhotoBlogで写真を公開していました。
フィルムスキャナーを処分してしまったのでAdobe PhotoShopを利用してネガをポジに変換。
フィルムスキャナーからニコンD3200へ

写真は、40年前に塩谷町佐貫で撮った風景写真です。
この頃の石切り場は操業しておらず、廃墟となっていました。
この光景を見て、敢えてコントラストの強いミニコピーフィルムを使ってみました。
今でも、空の青さと石山の岩肌の白さが印象に残っています。

下は、岩山に付けられた道を登り切った所から見た岩山の風景。
誰もいない岩山の真っ青な空に浮かぶ真っ白な雲が何故か寂しい。

廃墟となった石山に、秋風が吹き秋の訪れを告げるススキを見ると芭蕉の俳句が頭を過る。

”石山の 石より白し 秋の風”

※ 芭蕉は石川県金沢から小松へ、那谷寺(なたでら)を訪ねました。
奇岩霊石のそそり立つお寺です。
奇岩霊石を目にした芭蕉は、上記の句を詠みました。
寺の奇岩霊石は「凝灰岩」で灰白色の岩山です。