
栃木県鹿沼市下粕尾地区にある常楽寺の紹介です。
常楽寺は鹿沼市中心部から南西へ15kmほどの所にあります。


彼岸花に囲まれた手水舎で手と口を清め境内へ。
参道の右手には朱色のお堂瑠璃堂があります。(下写真)


正面には、中野智玄(録事法眼)を祀った朱色の録事堂があります。(下写真)


下は、境内から見た録事堂。
録事堂には萩が咲き乱れていました。



常楽寺は花の寺としても有名で東国花の寺百ヶ寺にも参加しています。
栃木第六番札所で御朱印もいただけるそうです。
下は、彼岸花に染められた常楽寺。

常楽寺は、真言宗豊山派のお寺で薬師瑠璃光如来をご本尊として祀られています。


常楽寺は、建久元年1190年に没した名医中野智元(録事法眼)を祀ったお寺です。
中野智玄(録事法眼)は安蘇郡粕尾村の人で病気治療の名人といわれ、文治年中(1185年~1190年)、智玄は糸脈で後鳥羽上皇の病を判断しお薬を処方して差し上げたところお悩みはたちまち平癒してしまったそうです。


下は、録事堂脇にある石仏と案内板。
石仏は、智玄と妻・娘をかたどったものといわれています。





常楽寺
栃木県鹿沼市下粕尾949
記事撮影 2017年09月20日