鹿沼市

紫雲山千手院(鹿沼市)下野三十三観音第三十一番札所

maywind_624 (2017年2月)

栃木県鹿沼市千手山公園にある下野三十三観音第三十一番札所紫雲山千手院です。
千手院は鹿沼市役所から500mほど北の千手山公園の中にあります。
公園の入口から石段を登り切ると朱に染められた仁王門があります。
仁王門は、享保十七年(1732年)に建立されました。

仁王門の阿吽像の裏側には多聞天と増長天の守護神が控えています。

下は、仁王門の裏手東側にある子育て地蔵堂。

仁王門をくぐると、正面に本堂が見えてきます。
本堂は、天文四年(1535年)の創建といわれ、鎌倉時代末期の作といわれる本尊の千手観音菩薩坐像が納められています。

拝殿の彫刻類は見事なもので思わず目を見張ってしまいます。

下は、本堂の全景です。
四方は素晴らしい彫刻で飾られています。

下は、本堂内の祭壇で厨子を囲む二十八部衆像が置かれています。

下は、千手院の御朱印です。
千手院は無住ですので御朱印は、上材木町の宝蔵寺で頂くことが出来ます。

下は、境内にある案内板です。(詳しく説明されています。)

紫雲山千手院
栃木県鹿沼市千手山公園

桜咲く紫雲山千手院


下は、上材木町にある朝日山宝蔵寺です。
千手院の御朱印はここで頂くことが出来ます。

宝蔵寺は由緒あるお寺で、境内には徳川家光手洗いの井戸があります。

宝蔵寺
栃木県鹿沼市上材木町1752
TEL 0289-63-1294

Photo Text by T.Hiyama

深岩山 満照寺(深岩観音 鹿沼市)下野三十三観音第三十番札所

maywind_624 (2018年1月) 

栃木県鹿沼市深岩にある下野三十三観音第三十番札所深岩山 満照寺(深岩観音)の紹介です。
深岩観音は、鹿沼市から県道14号線(古峰ヶ原街道)を西方に行き、鹿沼市立西小学校から右折します。
500mほど行くと左手に岩本神社があり手前の駐車スペースに車を置いて山際の道を直進します。

民家を右手に見て直進すると右手に石仏があります。
そのまま進むと深岩観音への入り口があります。

鬱蒼とした杉林の中には急な石段が上まで続いています。

長い石段を登りきると広場があり、数基の石仏があります。

そして、中央の十数段の石段を登ると岩屋の中に朱色のお堂(観音堂)があります。
拝殿で鰐口の鐘を鳴らし家内安全を祈念しながら手を合わせます。

拝殿の脇には石幢と岩に彫り込まれた石仏(磨崖仏)などが見られます。
岩屋の上を見上げると亀の頭をしたような大きな岩が威圧するかのように迫ってきます。

深岩観音は、平安時代に弘法大師によって開基されたと伝えられています。
安政年間に廃寺となったと伝えられ、現在は無住です。
宗派は、真言宗。
ご本尊は、聖観世音菩薩。
ご本尊は33年に一度御開帳され、近年では平成26年(2014年)にご開帳されました。

下は、深岩観音の由来と岩膚弥勒菩薩の縁起。

下は、観音堂の左手にある石幢と案内板。
拝殿の両脇にある磨崖仏と石碑。

境内にある石仏。

下は、観音堂の内部にある厨子?と仏像です。

下は、深岩観音の御朱印です。
御朱印は、現在は無住ですので参道入り口右手にある渡辺様で頂くことが出来ます。


下は、深岩山満照寺(深岩観音)の動画です。

深岩山満照寺(深岩観音)
栃木県鹿沼市深岩

Photo Text by T.Hiyama

瑠璃光山常楽寺(鹿沼市)番外

栃木県鹿沼市下粕尾地区にある常楽寺の紹介です。
常楽寺は鹿沼市中心部から南西へ15kmほどの所にあります。

彼岸花に囲まれた手水舎で手と口を清め境内へ。
参道の右手には朱色のお堂瑠璃堂があります。(下写真)

正面には、中野智玄(録事法眼)を祀った朱色の録事堂があります。(下写真)

下は、境内から見た録事堂。
録事堂には萩が咲き乱れていました。

常楽寺は花の寺としても有名で東国花の寺百ヶ寺にも参加しています。
栃木第六番札所で御朱印もいただけるそうです。
下は、彼岸花に染められた常楽寺。

常楽寺は、真言宗豊山派のお寺で薬師瑠璃光如来をご本尊として祀られています。

常楽寺は、建久元年1190年に没した名医中野智元(録事法眼)を祀ったお寺です。
中野智玄(録事法眼)は安蘇郡粕尾村の人で病気治療の名人といわれ、文治年中(1185年~1190年)、智玄は糸脈で後鳥羽上皇の病を判断しお薬を処方して差し上げたところお悩みはたちまち平癒してしまったそうです。

下は、録事堂脇にある石仏と案内板。
石仏は、智玄と妻・娘をかたどったものといわれています。

常楽寺
栃木県鹿沼市下粕尾949

記事撮影 2017年09月20日

加蘇山神社(鹿沼市)番外

栃木県鹿沼市上久我地区にある加蘇山神社です。
加蘇山神社は、鹿沼市街より県道240号線で西方へ18kmほどの山間部にあります。
荒井川に沿って一番奥の上久我石裂地区まで行くとここには数軒だけが残る限界集落です。
道の左手には、加蘇山神社の社務所がありここで御朱印を頂くことが出来ます。
※ 御朱印は社務所拝殿の賽銭箱の上に置かれているので料金を箱の中に入れて頂く事が出来ます。
但し、売り切れている場合あるので注意(今回、私も頂けませんでした。)

鳥居を潜り、右手にある手水舎で手と口を清め、右手奥にある社務所の拝殿で参拝。
広い境内には立派な神楽殿があります。
神楽殿の鴨居には天狗信仰のシンボルが奉納されていました。

鳥居奥の建物(集会場?)の玄関には石裂山と書かれた大きな篇額が掲げられています。
ここは、石裂山の登山口でもあります。

集落から沢沿いに800mほど行くと、深い木立の中に加蘇山神社が見えてきます。
石段を登ると鳥居の奥に大きな杉の木が2本あり石段の奥に加蘇山神社の本殿が鎮座しています。
この2本の杉の木は樹齢500年といわれ、鹿沼市の天然記念物に指定されています。

ここは、石裂山回遊登山コースの入り口でもあります。
下は、樹齢800年の双幹の杉の木。

蝉時雨の中、石段を登りきると左手に手水舎、中央に拝殿その奥に本殿があります。
深緑の中に光り輝く古社は、荘厳さおも感じられます。

加蘇山神社は、神護景雲元年(767年)に勝道上人が開山したと伝わる古社です。
御神体は、磐炸命、根裂命、武甕槌男命を待つって今須。
五穀豊穣、家内安全、火難消除、武勇の神として知られています。

2007年12月22日公開の映画『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』では撮影地として選ばれています。
栃木県フィルムコミッション

下は、鹿沼市の天然記念物に指定されている樹齢500年の双幹の杉の木。

加蘇山神社の正面入り口。

下は、上久我集落を流れる荒井川の清流。
この地域は限界集落ともいえ、数件の住居が廃墟となっていました。
左手奥の住宅はも廃墟となっていました。

下は、加蘇山神社手前にあるこの地区の学校の廃墟。

”廃校に来て口ずさむ里の秋”
詠み人 樋山

加蘇山神社
栃木県鹿沼市上久我3880
加蘇山神社(鹿沼市) 参考サイト

記事撮影 2017年09月05日