栃木市

出流山満願寺(栃木市出流町)下野三十三観音第二十九番札所

maywind_624 (2017年1月)

栃木県栃木市出流町にある下野三十三観音第二十九番札所出流山満願寺です。
満願寺は、坂東三十三観音第十七番札所でもあります。
栃木ICから車で約30分、出流町へ向かう。
狭い道の両側には、セメントの原料のドロマイドを採るために禿山と化した山々が広がる。
埃っぽいセメント工場を抜けると漸く満願寺の門前に着く。
満願寺の山門に至る狭い道の両側には多くの蕎麦店が軒を連ねていました。
※ 栃木県のドロマイド採掘量は日本で一番だそうです。

前方には立派な仁王門(楼門)が見え、阿形、吽形の仁王様がこちらを睨みつけています。

仁王門には白木の素晴らしい彫刻もあり見応えがあります。

山門を潜り抜けると薬師堂があり眼病に良いと言われる。ここでも参拝。

本坊の受付で御朱印張を預け、本堂へと向かう。
※ 御朱印は300円で頂けます。
境内の左奥には、お堂があり千手観音の石仏が祀られています。

そして、手水へ。

手水舎の裏手には、小さな滝がありましたがここでも滝行が出来るのかな?
本当の滝行は、奥の院にある大悲の滝で修行するみたいですね。

手水で手と口を清め本堂へ。
石段を上り詰めると本堂があり拝殿にて参拝。
ここで、覚えたての般若心経を口ずさんで手を合わせる。

現在の本堂は明和元年(1764)8月に再建されたもので、彫刻の素晴らしさには目を見張ってしまう。
満願寺は、坂東第十七番札所で弘法大師ご敬刻の千手観世音菩薩がご本尊として安置されているそうです。
拝殿脇にはおびんずる様が置かれており、最近目が悪くなってきた様なのでおびんずる様の目を撫でてきました。

参拝の帰り際、受付に預けていた御朱印張に御朱印を頂き満願寺を後にしました。

出流山満願寺 オフィシャルサイト
栃木県栃木市出流町288

Photo Text by T.Hiyama

桜咲く清水寺(栃木市)下野三十三観音第二十六番札所

桜咲く金瀧山清水寺の春を撮ってきました。
清水寺は栃木県栃木市大平町西山田にある下野三十三観音第二十六番札所です。

清水寺周辺は桜と菜の花が満開で素晴らしい光景を堪能してきました。

十一面千手観世音菩薩立像が納められている観音堂です。

観音寺脇の水辺には今が盛りとシャガが咲き誇っていました。

下は、参道脇の老木にひっそりと咲く桜とお地蔵様。

清水寺前の駐車場から見る桜と菜の花が咲き乱れる素晴らしい光景です。

金瀧山清水寺
栃木県栃木市大平町西山田3427
TEL 0282-43-3863 

撮影・記事 2017年4月

金剛峯山 如意輪寺(栃木市)

栃木県栃木市大平町にある下野三十三観音第二十五番札所金剛峯山 如意輪寺です。
如意輪寺は旧例幣使街道の富田宿にあり徳川家の脇本陣としていました。
場所は東武日光線新大平駅の北西にあるお寺です。
宗派は真言宗豊山派で如意輪観世音菩薩を本尊としています。
(脇侍として大日如来)

入口には阿吽の仁王像が門の上で睨みを利かせています。
正面には古い本堂があり拝殿で合掌参拝。
扁額には大日閣と書かれた扁額が掲げられ大日如来も脇侍として安置されているそうです。

境内の西側には瑠璃光と扁額に記された観音堂が置かれています。

境内の中央には大きな欅があり、東側には石像と北向き地蔵尊があります。(下左)

如意輪寺の本堂には徳川家の葵の御紋があります。(下左)
天正19年(1591年)に徳川家康公御一行が如意輪寺に立ち寄られたとあります。
更に元禄13年(1700年)3月には徳川綱吉公の母君桂昌院様が尊像と観音堂が寄進されたとあります。
徳川家とは深い関係にあり由緒あるお寺様なのですね。

今回、住職様不住の為御朱印は頂くことが出来ませんでした。
後日、再訪したいと思います。

金剛峯山 如意輪寺
栃木県栃木市富田1455
TEL 0282-43-2502

撮影・記事 2017年4月

三級山 近龍寺(栃木市)下野三十三観音第二十四番札所

栃木県栃木市万町にある下野三十三観音第二十四番札所三級山 近龍寺の紹介です。
近龍寺は、栃木市内の中心部に位置する由緒あるお寺です。
大通りにある栃木市役所の南の交差点から路地を入ると奥に山門が見えてきます。

山門の奥の境内の中央には立派な本堂があります。
拝殿には素晴らしい彫刻も見られます。

三級山近龍寺は浄土宗の寺院で、室町時代の応永28年(1421)に、浄土宗の僧侶である良懐上人によって創建されました。
ご本尊は聖観世音菩薩で鎌倉時代の作と云われています。
毎年7月10日の観音様の縁日「四万六千日」の日に開帳されています。

境内には、昭和に建立された鐘楼堂(納骨堂)があります。

火防の秋葉権現堂。
明治時代の初めに栃木県最初の小学校発祥の地であったことに因んで建てられた碑。

近龍寺の北側の墓地には、栃木市出身の文豪で文化勲章受賞の山本有三先生のお墓があります。
山本有三(wikipediaより)

墓碑に彫られた山本有三の言葉です。

近龍寺で頂いた御朱印です。

三級山 近龍寺の動画です。

近龍寺
栃木県栃木市万町22-4
TEL 0282-22-0802
近龍寺 オフィシャルサイト

撮影・記事 2017年12月

伊吹山 善応寺(栃木市)第二十三番札所

栃木県栃木市吹上町にある下野三十三観音霊場第二十三番札所 伊吹山善応寺です。
善応寺は、栃木市内から北西に3kmほど行った赤津川のほとりにあります。
近くには栃木市立の吹上小学校と吹上中学校がありその中間地点に鎮座しています。
赤津川脇に車を置き石段を登ると境内の中央に観音堂があります。

拝殿から格子窓を覗くと祭壇がありその奥に厨子がありました。
ここにご本尊の聖観世音菩薩像が置かれているのでしょうか。

善応寺は、日光開山の祖勝道上人が開基されたと伝えられています。
現在の観音堂は江戸時代初期に建立されたと伝えられています。
善応寺の宗派は、新義真言宗。
ご本尊は、聖観世音菩薩。
※ 新義真言宗では加持身説法(大日如来が説法のため加持身となって教えを説くとする説)を説くことが教義上の教えである。

拝殿周辺の彫り物は白木造りの立派な彫刻を見ることが出来ます。

伊吹山は「美濃と近江との境なる山にあらず下野なり」と記しているように東国の歌枕として知られ平安時代以降多くの歌人に詠まれてきた名所です。江戸時代特にここに自生する七葉の艾(よもぎ)をもって製した「もぐさ」は薬効があるとされていました。(下右写真)

下は、境内脇にある石塔類。

下は、境内脇の石仏と石碑。
右は、伊吹山善応寺の御朱印です。
※ 御朱印は赤津川橋脇にある渡辺電気設計様で頂くことが出来ます。

伊吹山善応寺
栃木県栃木市吹上町


※ 撮影・データ 2017年6月27日