霊場

天開山大谷寺(宇都宮市)下野三十三観音第三十二番札所

maywind_624 (2017年1月) 

栃木県宇都宮市大谷町にある下野三十三観音第三十二番札所天開山大谷寺です。
大谷寺は、坂東三十三観音第十九番札所でもあります。

駐車場の前から石段を上がると立派な仁王門があります。
受付で拝観料400円を払い境内へ。

御朱印は、受付にて300円で頂くことが出来ます。
また、ここは坂東三十三観音の札所でもありますので別料金300円で御朱印を頂くことも出来ます。
今回は、下野三十三観音の御朱印を頂きました。

仁王門奥の手水で手と口を清め拝殿で合掌。
そして、受付を済ませて境内へ。
目の前に立ちはだかる岩山の崖の中に造られた本堂は圧巻です。

本堂脇から堂内に入ると、右手に弘法大師の作と言われる大谷寺のご本尊千手観音があります。
千手観音は岩面に彫られています。(本堂内部は撮影禁止のためパンフレットより抜粋)
本堂の脇には、釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊などの石仏が岩面に彫られています。

下は、境内にある石仏。

下は、手水です。

受付の脇には、鐘楼と宝物館があります。
宝物館には、大谷寺洞穴遺跡で出土した縄文時代の人骨(1万1千年前)がほぼ完全な状態で展示されています。
宝物館は、拝観料と組み合わせで見学することが出来ます。(下写真)

庭園には弁財天が祀られ園内を見学することが出来ます。

帰りには、昭和29年に完成した高さ27mの平和観音を見てきました。
平和観音の神々しいお姿にはとても心が癒されます。
写真は、2014年に撮った大谷観音です。

下は、大谷寺で頂いた御朱印です。

天開山大谷寺 
栃木県宇都宮市大谷町1198
TEL 028-652-0128

Photo Text by T.Hiyama

紫雲山千手院(鹿沼市)下野三十三観音第三十一番札所

maywind_624 (2017年2月)

栃木県鹿沼市千手山公園にある下野三十三観音第三十一番札所紫雲山千手院です。
千手院は鹿沼市役所から500mほど北の千手山公園の中にあります。
公園の入口から石段を登り切ると朱に染められた仁王門があります。
仁王門は、享保十七年(1732年)に建立されました。

仁王門の阿吽像の裏側には多聞天と増長天の守護神が控えています。

下は、仁王門の裏手東側にある子育て地蔵堂。

仁王門をくぐると、正面に本堂が見えてきます。
本堂は、天文四年(1535年)の創建といわれ、鎌倉時代末期の作といわれる本尊の千手観音菩薩坐像が納められています。

拝殿の彫刻類は見事なもので思わず目を見張ってしまいます。

下は、本堂の全景です。
四方は素晴らしい彫刻で飾られています。

下は、本堂内の祭壇で厨子を囲む二十八部衆像が置かれています。

下は、千手院の御朱印です。
千手院は無住ですので御朱印は、上材木町の宝蔵寺で頂くことが出来ます。

下は、境内にある案内板です。(詳しく説明されています。)

紫雲山千手院
栃木県鹿沼市千手山公園

桜咲く紫雲山千手院


下は、上材木町にある朝日山宝蔵寺です。
千手院の御朱印はここで頂くことが出来ます。

宝蔵寺は由緒あるお寺で、境内には徳川家光手洗いの井戸があります。

宝蔵寺
栃木県鹿沼市上材木町1752
TEL 0289-63-1294

Photo Text by T.Hiyama

深岩山 満照寺(深岩観音 鹿沼市)下野三十三観音第三十番札所

maywind_624 (2018年1月) 

栃木県鹿沼市深岩にある下野三十三観音第三十番札所深岩山 満照寺(深岩観音)の紹介です。
深岩観音は、鹿沼市から県道14号線(古峰ヶ原街道)を西方に行き、鹿沼市立西小学校から右折します。
500mほど行くと左手に岩本神社があり手前の駐車スペースに車を置いて山際の道を直進します。

民家を右手に見て直進すると右手に石仏があります。
そのまま進むと深岩観音への入り口があります。

鬱蒼とした杉林の中には急な石段が上まで続いています。

長い石段を登りきると広場があり、数基の石仏があります。

そして、中央の十数段の石段を登ると岩屋の中に朱色のお堂(観音堂)があります。
拝殿で鰐口の鐘を鳴らし家内安全を祈念しながら手を合わせます。

拝殿の脇には石幢と岩に彫り込まれた石仏(磨崖仏)などが見られます。
岩屋の上を見上げると亀の頭をしたような大きな岩が威圧するかのように迫ってきます。

深岩観音は、平安時代に弘法大師によって開基されたと伝えられています。
安政年間に廃寺となったと伝えられ、現在は無住です。
宗派は、真言宗。
ご本尊は、聖観世音菩薩。
ご本尊は33年に一度御開帳され、近年では平成26年(2014年)にご開帳されました。

下は、深岩観音の由来と岩膚弥勒菩薩の縁起。

下は、観音堂の左手にある石幢と案内板。
拝殿の両脇にある磨崖仏と石碑。

境内にある石仏。

下は、観音堂の内部にある厨子?と仏像です。

下は、深岩観音の御朱印です。
御朱印は、現在は無住ですので参道入り口右手にある渡辺様で頂くことが出来ます。


下は、深岩山満照寺(深岩観音)の動画です。

深岩山満照寺(深岩観音)
栃木県鹿沼市深岩

Photo Text by T.Hiyama

出流山満願寺(栃木市出流町)下野三十三観音第二十九番札所

maywind_624 (2017年1月)

栃木県栃木市出流町にある下野三十三観音第二十九番札所出流山満願寺です。
満願寺は、坂東三十三観音第十七番札所でもあります。
栃木ICから車で約30分、出流町へ向かう。
狭い道の両側には、セメントの原料のドロマイドを採るために禿山と化した山々が広がる。
埃っぽいセメント工場を抜けると漸く満願寺の門前に着く。
満願寺の山門に至る狭い道の両側には多くの蕎麦店が軒を連ねていました。
※ 栃木県のドロマイド採掘量は日本で一番だそうです。

前方には立派な仁王門(楼門)が見え、阿形、吽形の仁王様がこちらを睨みつけています。

仁王門には白木の素晴らしい彫刻もあり見応えがあります。

山門を潜り抜けると薬師堂があり眼病に良いと言われる。ここでも参拝。

本坊の受付で御朱印張を預け、本堂へと向かう。
※ 御朱印は300円で頂けます。
境内の左奥には、お堂があり千手観音の石仏が祀られています。

そして、手水へ。

手水舎の裏手には、小さな滝がありましたがここでも滝行が出来るのかな?
本当の滝行は、奥の院にある大悲の滝で修行するみたいですね。

手水で手と口を清め本堂へ。
石段を上り詰めると本堂があり拝殿にて参拝。
ここで、覚えたての般若心経を口ずさんで手を合わせる。

現在の本堂は明和元年(1764)8月に再建されたもので、彫刻の素晴らしさには目を見張ってしまう。
満願寺は、坂東第十七番札所で弘法大師ご敬刻の千手観世音菩薩がご本尊として安置されているそうです。
拝殿脇にはおびんずる様が置かれており、最近目が悪くなってきた様なのでおびんずる様の目を撫でてきました。

参拝の帰り際、受付に預けていた御朱印張に御朱印を頂き満願寺を後にしました。

出流山満願寺 オフィシャルサイト
栃木県栃木市出流町288

Photo Text by T.Hiyama

金剛山 鑁阿寺(足利市)下野三十三観音第二十八番札所

maywind_624 (2018年1月 ) 

栃木県足利市家富町にある下野三十三観音第二十八番札所金剛山 鑁阿寺の紹介です。
鑁阿寺は足利市の中央、足利市役所の南方で、隣には日本最古の学校として有名な足利学校があります。
平成3年NHK大河ドラマ「太平記」放映を記念して建てられた施設の無料駐車場に車を置き、足利学校の前の路地を通って鑁阿寺まで歩いていきます。

堀に掛かった太鼓橋を渡ると仁王像が控える楼門(山門)があります。
楼門は、永禄7年(1564年)に足利13代将軍義輝が再建。(上下写真)
下は、楼門(仁王門)裏側です。

楼門から石畳を進むと本殿の手前右側に手水舎があります。(下写真)

手水舎で手と口を清め、本殿へ。
本殿で家内安全などを祈念し、左手の受付で御朱印を頂きます。

鑁阿寺は、室町幕府を興した足利氏の居館跡で足利一門の氏寺として三代目の足利義氏が堂塔伽藍を建立しました。
本堂(御影堂)は、足利尊氏の父貞氏が正安元年(1299年)に再建しました。
平成25年には国宝に指定されました。
周囲には土塁と堀を廻らし鎌倉時代の武家屋敷の面影を残しています。
宗派は、真言宗大日派。
本尊大日如来の脇本尊として聖観世音菩薩像が祭られています。

本殿の脇には、不動明王を祀った中御堂(不動堂)があります。(下)

中御堂の脇には、足利義兼公の創建された一切経堂があります。
現存の経堂は1407年に関東管領足利満兼により再建されたものです。(上下写真)

一切経堂の向側には、元禄5年(1692年)徳川五代将軍の母、桂昌院尼公が再建された多宝塔があります。
多宝塔は、金剛界大日如来と勢至菩薩をお祀りしています。(下写真)

下は、足利氏の邸宅跡。

下は、多宝塔の前にある樹齢650年の大銀杏。

下は、鑁阿寺で頂いた御朱印です。

下は、鑁阿寺の動画です。

金剛山 鑁阿寺 オフシャルサイト
栃木県足利市家富町2220
TEL 0284-41-2627

下は、鑁阿寺の脇にある日本最古の学校足利学校です。
足利学校は、寛文8年(1668年)に創建されました。

上は、学校門。下は、裏門。

下は、足利学校の全景

引地山日向寺(佐野市)下野三十三観音第二十七番札所

maywind_624 (2017年12月)

栃木県佐野市富岡町にある下野三十三観音第二十七番札所引地山日向寺の紹介です。
日向寺は、JR佐野駅から東に500mほど行った観音山公園の小高い丘にあります。
国道141号線(例幣使街道)と東武佐野線の中間にあります。

引地山日向寺は、下野三十三観音霊場の第二十七番札所です。
石段を登り詰めると、正面に本堂があります。
本堂は、文政7年(1824年)に関根弥惣清則という人が私財を投じて建てたといわれています。

お堂は五間四方の白木造りで拝殿には見事な彫刻を見ることが出来ます。
宗派は真言宗、ご本尊は聖観世音菩薩で後醍醐天皇の元徳の頃の作とされています。
引地山日向寺の観音像は33年に一度御開帳され、安産・子育てにご利益があるそうです。

下は、本堂脇にある閻魔堂。
閻魔堂の拝殿にも見事な彫刻が見られます。

本堂の境内からは佐野市街が一望出来ます。

下は、不動様、薬師如来、白敬天照が安置されている不動堂。

下は、引地山日向寺にあった石仏。

御朱印は、正面石段下にある卯木ミシン工業様方で頂くことが出来ます。

下は、引地山日向寺の謂れが書かれた引地山日向寺観音堂の記です。

引地山日向寺の動画です。

引地山日向寺
栃木県佐野市富岡町

桜咲く清水寺(栃木市)下野三十三観音第二十六番札所

桜咲く金瀧山清水寺の春を撮ってきました。
清水寺は栃木県栃木市大平町西山田にある下野三十三観音第二十六番札所です。

清水寺周辺は桜と菜の花が満開で素晴らしい光景を堪能してきました。

十一面千手観世音菩薩立像が納められている観音堂です。

観音寺脇の水辺には今が盛りとシャガが咲き誇っていました。

下は、参道脇の老木にひっそりと咲く桜とお地蔵様。

清水寺前の駐車場から見る桜と菜の花が咲き乱れる素晴らしい光景です。

金瀧山清水寺
栃木県栃木市大平町西山田3427
TEL 0282-43-3863 

撮影・記事 2017年4月

金剛峯山 如意輪寺(栃木市)

栃木県栃木市大平町にある下野三十三観音第二十五番札所金剛峯山 如意輪寺です。
如意輪寺は旧例幣使街道の富田宿にあり徳川家の脇本陣としていました。
場所は東武日光線新大平駅の北西にあるお寺です。
宗派は真言宗豊山派で如意輪観世音菩薩を本尊としています。
(脇侍として大日如来)

入口には阿吽の仁王像が門の上で睨みを利かせています。
正面には古い本堂があり拝殿で合掌参拝。
扁額には大日閣と書かれた扁額が掲げられ大日如来も脇侍として安置されているそうです。

境内の西側には瑠璃光と扁額に記された観音堂が置かれています。

境内の中央には大きな欅があり、東側には石像と北向き地蔵尊があります。(下左)

如意輪寺の本堂には徳川家の葵の御紋があります。(下左)
天正19年(1591年)に徳川家康公御一行が如意輪寺に立ち寄られたとあります。
更に元禄13年(1700年)3月には徳川綱吉公の母君桂昌院様が尊像と観音堂が寄進されたとあります。
徳川家とは深い関係にあり由緒あるお寺様なのですね。

今回、住職様不住の為御朱印は頂くことが出来ませんでした。
後日、再訪したいと思います。

金剛峯山 如意輪寺
栃木県栃木市富田1455
TEL 0282-43-2502

撮影・記事 2017年4月

医王山 興生寺(壬生町)第二十一番札所

栃木県下都賀郡壬生町にある医王山興生寺の紹介です。
興生寺は、壬生町中心部より西方にある由緒あるお寺です。

古い桜木の石門を進むと山門があります。(上写真)
下右は、境内から見た参道。

山門を潜ると広い境内があり、中央に本堂、左手に瑠璃殿があります。

医王山興生寺は、平安時代初期(807年)に開創されその後、戦国武将壬生家により寺格が整ったといわれています。
江戸時代までは、壬生城主の祈願所でもありました。
宗派は、真言宗智山派でご本尊は大日如来です。
下野三十三観音霊場第二十一番札所にもなっています。

本堂は、平成15年に改修復元工事が行われました。
本堂内を案内して頂きましたが、丸柱や差鴨居などにはケヤキが使われています。
また、格天井に描かれた絵の素晴らしさには目を見張ってしまうほどの素晴らしさです。

本堂脇には、寺へ伝わる古文書が展示されていました。

格式ある木造の本堂の素晴らしさにも目を見張ってしまいます。

本堂脇には古い瑠璃殿があり、中には薬師如来・十二神将・聖観音・六観音が祀られています。

境内には、元禄十年(1703年)に植えられたとする太いカヤの木があり、町の天然記念物に指定されています。

興生寺で頂いた下野三十三観音第二十一番の御朱印です。
私が訪れたときはお盆前の大変忙しい時期でもありました。
それでも、親切に対応して頂きました。
しかし、お寺さんの檀家様も多く、忙しい時期にはなかなか対応できない事があるそうです。

医王山 興生寺
栃木県下都賀郡壬生町本丸2丁目15−31
TEL 0282-82-0538

記事撮影 2017年08月05日

穴穂山普門寺(宇都宮市)第二十番札所

栃木県宇都宮市茂原町にある下野三十三観音第二十番札所穴穂山普門寺(茂原観音)です。
宇都宮市茂原グリーンパーク南側を走る北関東自動車道の側道を西方面に1kmほど行った所にあります。
高台にありますがちょっと分かり難い場所です。

石段を登ると境内の中央に本堂があります。
手水舎ですが水が無いためにお清めは出来ません。

本尊は、木造の聖観音菩薩立像で室町時代に作られたものだそうです。

下は、拝殿です。

下は、境内にある石仏です。

本堂の裏手は薄暗い杉山になっています。

茂原観音は無住です。
御朱印は、観音堂に向かって道を挟んだ左手(寺内様方)で戴けます。

穴穂山普門寺
栃木県宇都宮市茂原町579-2

記事撮影 2017年1月26日