2026年 6月 の投稿一覧

勝瓜頭首工(真岡市)(アーカイブ)2015.03

maywind_604 (2015年3月)

栃木県を流れる鬼怒川南部の真岡市勝瓜地区にある勝瓜頭首工を紹介します。
勝瓜頭首工は県道193号線の鬼怒川に掛かる宮岡橋のすぐ上流にあり、宮岡橋と並行して作られています。
鬼怒川南部地区は鬼怒川流域の栃木県南部に位置する小山市外1市1町及び茨城県西部の古河市外5市1町にまたがる水田約9,000haの稲作を中心とした農業地帯です。
国営鬼怒川南部土地改良事業(農業用用排水)(昭和40年度~50年度)により国営事業によって真岡市勝瓜地先に取入口を統合し、勝瓜頭首工(取水量18.95m3/S)と付帯する幹線導水路網が昭和50年に完成しました。
規模は、堰長は固定部170.52m・可動部155.73m、堰高は2.05mのフローティングタイプ。

上と下は、頭首工下流より撮影。
堰下に設けられた魚道を見ることが出来ます。

下は、左の橋桁が宮岡橋。
右側が頭首工。

下は、頭首工からの取水堰。
ここからは遠く日光・那須の山々を眺めることが出来ます。

下は、取水堰。

下は、管理事務所、下に取水ゲートと用水路が見えます。

下は、頭首工からの鬼怒川上流方面。数年前は、満水になるとここでジェットスキーで遊ぶ風景が見られました。(最近はどうなのかな?)

下は、頭首工の下流部。
下流からは宮岡橋があるため頭首工本体は見ることが出来ません。

勝瓜頭首工主要施設の概要
国営かんがい排水事業(国営造成土地改良施設整備事業)鬼怒川南部地区

※ 頭首工(とうしゅこう)は、用水の取水にかかわる一連の施設全般を指す言葉で、用水路の「頭首」に存在する取水用の堰と用水の取り入れ口、魚道などを総括している。(ウィキペディアより)

勝瓜頭首工の動画です。

Photo Text by T.Hiyama

小倉堰(西方町)vol.2(アーカイブ)2016.03

maywind_604 (2016年3月)

小倉堰の第二弾、小倉堰に隣接する西方ふれあいパークを紹介します。
ここは、西方総合公園で西方町の憩いの広場として平成15年に小倉堰周辺を整備しました。
園内には管理棟があり、小倉堰からの用水路の堤には桜も植えられています。

また、とちぎふるさと田園風景100選の認定地にもなっています。

下は、小倉堰上の取水堰です。

下は、小倉堰上の取水堰から流れる用水路です。
用水路の堤には、桜が植えられています。

下は、小倉堰脇に鎮座する小倉水神社です。

神社の脇には西方町指定の天然記念物さいかちの木があります。
私が子供の頃、故郷にあったさいかちの実を拾ってきてお袋がさいかちの実を煮出して髪を洗っていた覚えがあります。

※ 木材は建築、家具、器具、薪炭用として用いる。
豆果は皁莢(「さいかち」または「そうきょう」と読む)という生薬で去痰薬、利尿薬として用いる。
また、サポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつてはこれを石鹸の代わりに利用した。石鹸が簡単に手に入るようになっても、石鹸のアルカリで傷む絹の着物の洗濯などに利用されていたようである(煮出して使う)。
棘は漢方では皂角刺といい、腫れ物やリウマチに効くとされる。
豆はおはじきなど子供の玩具としても利用される。
若芽、若葉を食用とすることもある。

下は、水神社脇にある小倉堰の記念碑です。

小倉堰(西方町)vol.1(アーカイブ)2016.03 (ブログアーカイブより)

Photo Text by T.Hiyama

岡本頭首工(宇都宮市)(アーカイブ)2015.03

maywind_604 (2015年3月)

栃木県宇都宮市中岡本地区にある岡本頭首工を紹介します。
岡本頭首工は、農業用水を最大 12.2 m3/sを取水するとともに、栃木県企業局が実施する鬼怒左岸台地地区水道事業及び同地区工業用水道事業の用水(2.3m3/s)を併せて取水するための施設です。
規模は堰長367m、堰高2m、管理橋は436mあります。竣工は昭和60年5月、鬼怒中央土地改良区連合で管理されています。

上が436mの管理橋。

詳しくは鬼怒中央土地改良連合のサイトをご覧ください。

Photo Text by T.Hiyama

小倉堰(西方町)vol.1(アーカイブ)2016.03

maywind_604 (2016年3月)

栃木県栃木市西方町本城地区にある小倉堰を紹介します。
小倉堰は、西方町本城地内の思川に昭和28(1953)年に築かれた堤長175.4m、堤高0.9~1.7mの農業用水堰である。
思川の右岸にある「水神渕」と称される渕に取水用の樋門を設置し、最大で毎秒3.3m3を取水し、約600haの水田等で利用されている。

堰の構造は、明治初期には牛枠と竹蛇籠を併用していたが大正10(1921)年、および昭和3(1928)年(隧道建設)にそれぞれ改築されている。
その後、台風による被害が相次いだため昭和26(1951)年度より県事業として固定堰化に着手し昭和28(1963)年度に土砂吐6門(幅3.0m、高さ1.7m)を有した堤長175.4m、幅11.5mの小倉堰が竣工された。(土木学会栃木県支部サイトより抜粋)

上左は、堰脇に設けられた魚道。


上と下は、小倉堰上流にある用水の取入れゲート。
ここから、隧道を通して用水堀に供給されます。
余談になりますが、若い時上右のコンクリートの堰をヤマハトレールバイクTX125で登ったことがありました。
重心の掛け方が悪かったのか回転しそうになり怖い思いをした事がありました。
この時、バックに回転して落ちていたら?

上右は、隧道の取水ゲート。

下の動画は、西側から見た小倉堰です。

下は、改修工事に使われる土嚢。

下は、堰下からのショット。

下は、堰をバックに咲き始めた菜の花。

小倉堰は、ゲートの老巧化が進んだた改修工事が計画されています。

Photo Text by T.Hiyama

森田頭首工(那須烏山市)(アーカイブ)2015.03

maywind_604 (2015年3月) 

栃木県那須烏山市森田地区にある森田頭首工を紹介します。
森田頭首工は那珂川水系荒川に造られた取水堰で、農業用水を取水する為の施設です。
規模は堤長63.1m、全可動式で最大毎秒1763㎥を取水できるフローティングタイプの堰です。
1997年着工、1999年完成、芳賀台地土地改良区で管理されています。

上は、頭首工上流から見た写真。
今回は、丁度現場に管理されている業者がおりまして堰の内部を見学することが出来ました。
普段は、入り口が閉じられていて中に入ることは出来ません。ラッキーでした。

下は、堰からの取水口(赤い水門)で、ここから中央の写真にある森田揚水機場に送られここからポンプで2.5km先の塩田調整池に圧送されます。

下は、隣接する森田揚水機場。

下は、森田頭首工の南側からの遠景です。

芳賀台地土地改良区(芳賀台地土地改良区)

下は、2013年10月に発行された森田頭首工のダムカードです。
ゲットするには塩田調整池サイトにある芳賀台地土地改良区の事務所で頂くことが出来ます。
因みに、森田頭首工、塩田調整池、菅又調整池の3枚をゲット出来ます。くれぐれも現地事務所でね!

下は、森田頭首工のYouTube動画です。

Photo Text by T.Hiyama

菅又調整池(芳賀郡茂木町)(アーカイブ)2015.03

maywind_604 (2015年3月)

栃木県芳賀郡茂木町上菅又地区にある菅又調整池を紹介します。
菅又調整池は那珂川水系逆川支川坂井川支流の上流にあります。
ダムの規模は堤頂長105m、堤高28.4m、総貯水容量は49万㎥の重力式コンクリートダム
1982年着工2002年完成、芳賀台地土地改良区で管理され、灌漑用水が主な目的です。
ルートは、宇都宮から123号線で茂木方面に向かい、茂木の手前から左折して294号線に乗って数キロ付近です。
上は、南側から撮ったダム堤体と揚水機場。
下は、ダム上流部。

下は、天端通路より見た排水路と揚水機場。

下は、ダムサイト直下より見た排水ゲート。

下は、菅又調整池のダムカード。
塩田調整池サイトにある芳賀台地土地改良区の事務所でゲット出来ます。
但し、現地に行かなければ頂くことは出来ません。返信封筒でなんて事は無理だそうですよ。
因みに塩田調整池・森田頭首工のダムカードもゲット出来ます。

下は、菅又調整池の動画です。

芳賀台地改良区
国営かんがい排水事業「芳賀台地地区」【事後評価基礎資料】

Photo Text by T.Hiyama

箒川ダム(那須塩原市関谷)(アーカイブ)2014.10

maywind_604 (2014年10月)

栃木県那須塩原市関谷の箒川(ほうきがわ)ダムを紹介します。
箒川ダムは那珂川水系箒川上流にあります。
ルートは、東北道西那須野塩原ICより国道400号で箒川渓谷を塩原温泉方面へ向かう途中左手にあります。
紅葉のシーズンとなった塩原温泉は交通量も多く、途中箒川ダムへ駐車場から山道を降りること10分位、色付いた木々の合間に箒川ダムが見えてきた。

この周辺の紅葉はまだ早く、11月上旬頃が見頃かな。
堤体の上部には金網に囲まれた通路があり、堤体の上流と下流側を金網越しに見ることが出来る。(写真を撮るには金網が邪魔ですが)

箒川ダムは発電所の発電用取水堰として建設されたダムで、堤頂長59.5m、堤高11.1m、堤体積2221㎥、敷幅8.3mの発電用の重力式コンクリートダム、洪水吐ローラーゲート3門、有効貯水量62000㎥、1940年着工1943年完成、東京電力(株)で管理されています。
※ 詳細はこちらで確認してください。

下は、上流から見た洪水吐ローラーゲート3門あります。

下は、取水堰かな。

下は、色付き始めた山々を湖面に映したダム湖の様子。

Photo Text by T.Hiyama

逆木用水 風見発電所 (塩谷町)(アーカイブ)2013.09

maywind (2013年9月)

栃木県宇都宮市宮山田町にある逆木用水を紹介します。
ここは、国営事業の鬼怒川中部土地改良事業として昭和32年に着工昭和41年に完成しました。
鬼怒川の水を佐貫頭首工より取水し、風見発電所で発電し、その排水が二つの水路を通して一方は大宮地区から果ては小貝川まで、また一方は風見地区からサイフォンを通して鬼怒川本流の地下をくぐり、ここ逆木地区で西鬼怒川に放水されて灌漑用として利用されています。
上の写真は、サイフォンから放水された用水がゲート(水門)で左側には旧逆木用水?、右側へは水路を通して西鬼怒川発電所に送水されます。

上は、風見地区からサイフォンを通して送水された用水の出口付近。
下は、逆木用水ゲート付近。

下は、逆木用水ゲート付近の様子です。

下は、逆木用水サイドに整備された親水公園。
ここから望む日光連山も素晴らしいですよ。

下は、旧逆木用水跡に整備された公園です。
ここの堤には八重桜の並木があり老木ではあるが素晴らしい八重の桜を楽しむことができます。
私のメインサイト”五月の風in栃木“にここの様子を綴ったエッセイがあります。
老木の春

下は、西鬼怒川発電所の様子です。
ここで発電され西鬼怒川に放水されています。

下は、逆木用水の案内板です。
とても詳しく説明されています。

懐かしの風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2017.07

maywind_624 (2017年7月) 

古いネガを整理していたら風見発電所を撮ったモノクロネガが出てきた。
ネガケースを見ると昭和44年12月とある。(1969年)
この頃は、カメラに凝っていた時期でもあり、多分友人と撮りに来たのだろうと思う。
今のように、ダムに興味を持った頃ではないので手当たり次第に風景などを撮っていた頃の写真だと思う。
上は、風見発電所の変電施設。

上は、発電所の裏山辺りから撮影した発電所の全景。
下は、分水路付近。右ゲートが高間木方面。左ゲートは大宮方面。
佐貫地区からの導水路には水が溜まっていないので点検中の頃かな?
遠く大宮地区が望まれる。
今では見られなくなった茅葺屋根の農家が懐かしい。

下は、風見発電所の管理棟と排水門。

下は、風見発電所で排水された水が鬼怒川の地下をサイフォンで横切る高間木までの地図。
この当時の潜函工法(サイフォン)は珍しかったのではないのかな。

上と下は、発電所の裏山付近から見た鬼怒川と羽黒山。


サイフォンは、下写真の中央辺りを下から上に向かって掘られたのではないかな。(地図参照)

下は、昭和45年8月に撮った鬼怒川に掛かる上平橋の夜景。
この橋は鉄橋で真ん中あたりから広くなっていたと思う。(今はありません)
その昔、橋の中央より宇都宮方面は木製でしたので台風などで良く流されてしまったそうです。

下は、風見地区にある放水ゲートから撮った日の出。
この様な素晴らしい風景は、今では見られないだろう。

数年前に風見発電所を紹介したブログ記事がありますのでご覧ください。(現在閉鎖中)
ダムin栃木 風見発電所
ダムin栃木 逆木用水(風見発電所)

下は、空撮(google earth)と地図(国土地理院)を比較してみました。
私の想像で地下サイフォンの通る線を引いてみたので実際とは異なるかも知れません。

風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2013.09

Photo Text by T.Hiyama

風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2013.09

maywind (2013年9月) 

栃木県塩谷郡塩谷町風見山田にある風見発電所の紹介です。
ここは、前回紹介した鬼怒川の佐貫頭首工から取水し導水路を通じてここ風見発電所まで送られてきます。
昭和39(1964)年4月に運用され、発電形式は水路式で29.4mの落差を利用して発電されています。
上の写真の左側の排水路は風見地区を通して鬼怒川に放水され、一部は鬼怒川の下を通して(逆木サイフォン)宇都宮市の逆木地区まで送水されています。多分、この逆木サイフォンは潜函工法(ケーソン工法)で鬼怒川を横断したのかと思います。
右側の排水路は大宮地区を通して鬼怒川に放水されます。
下は風見発電所の動画、高画質でご覧ください。

右側の排水路は、大宮地区を通して鬼怒川に放水されています。

下の写真は同じ場所から撮ったものですが、左は今年の春、右は今年9月の台風の後です。

下は、風見地区にある分水ゲート付近で越流堰から流れ落ちる水流の白さが印象的です。

下は、鬼怒川への排水路。右に見えるゲートは逆木方面への排水路です。

下は、風見地区への導水路の出口付近。

下は分水ゲートで、左のゲートからはサイフォンを通して逆木方面へ、右のゲートからは鬼怒川へ放水されます。

下は、風見地区に設けられた鬼怒川への排水ゲート。

下のモノクロ写真は、40年程前、私が20代の頃鬼怒川に釣りに来た時に撮影した写真です。
日の出が素晴らしかったのを覚えています。
上の排水ゲート付近から撮りましたが、今では情景がすっかり変わってしまいました。

Photo Text by T.Hiyama