2026年 5月 の投稿一覧

西荒川ダム一般公開(塩谷町)(アーカイブ)2014.07

maywind (2014年7月25日) 

塩谷群塩谷町大字上寺島字柄沢、那珂川水系西荒川に建設された西荒川ダムの一般公開に行ってきました。
一般公開は、年に一度で10時から3時までの一日限り。
一番乗りでダムの素晴らしさを満喫してきました。
西荒川ダムは以前にも紹介しましたが、普段はダムサイトに入ることが出来ません。
いつも柵越しに見ていたのですが、今回は一般公開とあって遠慮なくしっかりと見てきました。

上は、管理室内部の様子で全てがコンピューターで管理されています。
下は、放流警報システムだそうです。

上は、ダム堤頂天端の通路、普段は歩くことが出来ません。
写真の山の上に見えるのが管理棟です。

下二枚は、ダム点検用階段から見たダム堤体。点検抗まで降りて見ることが出来ました。

因みに堤高は43.5m、堤頂長は116m。
上は、ダム下流側のコンジェットゲートからの放流。
下は、クレストゲート。
 ※ クレストゲート(非常用洪水吐)
常用洪水吐に対する言葉で、ダムの設計洪水流量のうち、常用洪水吐の放流量を上回る部分を放流する洪水吐をいいます。一般に越流式の放流設備により構成されます。
※ コンジェットゲート(常用洪水吐)
洪水調節に用いる洪水吐。常用と非常用の2種類の洪水吐を持つダムの場合の言葉で、通常はこちらの洪水吐を用いて洪水調節を行います

下は西荒川ダムのプレート。

下は、主放流ゲート設備。

下は点検通路の入り口。
ここまでは急な階段を降りてきます。

下は、ダム上流から見たクレストゲートの様子です。

下は、堤体と岩盤の接合付近(岩着部)で水漏れなどを点検するそうです。
通路内部は今の時期とても涼しく(寒いくらい)逆に冬場は大変暖かいそうです。
3月下旬の満水期や台風の時などは、不測の事態に備えて頻繁に点検しているそうです。
織田裕二主演で映画になったホワイトアウトのシーンが思い出されますよね。

下は、堤体内部の点検用通路。

ダム形式は堤高43.5m、堤頂長116m、総貯水量4.300.000㎥の重力式コンクリートダムです。
ダムの主な機能は、流水の正常な機能の維持・洪水調節で、1962年着工、1968年に竣工され、栃木県で管理されています。
下は、ダム堤体の資料。(参考までに)

西荒川ダム管理所
塩谷郡塩谷町上寺島柄沢
TEL 0287-45-0141

下は、管理事務所で戴いた西荒川ダムのダムカードです。

閑話休題。
西荒川ダム上流部のダム湖は東古屋湖として釣りの名所として有名です。
春、鱒釣り解禁日は大勢の太公望が東古屋湖を埋め尽くすそうです。(チョット大げさかな)
また、へら鮒や鯉の釣り場としても有名ですね。
ダムの一般公開の時間まで東古屋湖をショットしてみました。

東古屋湖の釣り 栃木県鬼怒川漁協

東荒川ダム一般公開(塩谷町)(アーカイブ)2014.07

maywind (2014年7月26日 13:49) 

栃木県営ダム一般公開第二弾、東荒川ダムを紹介します。
ここも一般公開は、年に一度で10時から3時までの一日限り。西荒川ダムを見学してから来て見ました。
管理事務所で受付をしてダムカードや資料等を頂き、早速、管理室や堤体の内部を見学させて頂きました。
上は、ダム下流下部から見た東荒川ダム。中央の塔はエレベーター施設。左の排水口がコンジットゲート。

下は、管理室の様子。コンピューター管理の様子は西荒川ダムと殆ど同じでした。

東荒川ダムの形式は、重力式コンクリートダム、堤高70m、堤頂長276m、総貯水容量は610万㎥で栃木県で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、発電、上水道などで1974年に着工し1990年に完成しました。
下の写真は、ダム周辺の水辺を管理するための繁船の昇降設備です。

下は、堤頂天端通路上部より見たコンジットゲートからの放流の様子。
下左側に見える白い建屋が発電所です。

下は、ダム天端にある放流設備室の内部の様子です。

ダム天端通路中央にあるエレベーター室からダム本体内部の点検通路まで降りることが出来ます。
下は点検通路付近の設備。中央の装置は地震計だそうです。
通路内部は非常に涼しく、この時期には快適でした。

下は、点検通路の出口付近。ここから発電施設まで降りることが出来ます。

右は、コンジットゲートからの放流の様子。下から見上げる放流の様子はとてもダイナミックですよ。

下は、発電施設へ給水施設の様子。
左に見えるのが水圧管。

下は、発電施設の内部。中央にある円筒形の機械が水車。
ここで水流の圧力に寄って水車が回転して左側の発電装置によって電気になるようです。(発電の騒音が大きく担当職員の説明が余り理解できませんでした。)
東荒川発電所は平成2年4月に開始され、ダム本体に設けられた選択取水設備からの導水により最大出力600KWを発電しているそうです。
詳しくは、東荒川発電所サイトをどうぞ。

下は、東荒川ダムのダムカードです。

 

塩原ダム公開Part2(那須塩原市)(アーカイブ)2016.07

maywind_624 (2016年7月24日 20:26) 

栃木県那須塩原市金沢にある塩原ダムのダム公開に参加してきました。
国土交通省・林野庁主催の「森と湖に親しむ旬間(平成28年7月21日~31日)」の一環として実施されました。
ダム公開では普段では見ることが出来ないダムの魅力を満喫してきました。

ダムの管理事務所で受付を済ませヘルメットと資料を頂いて管理事務所の内部を案内して頂きました。
事務所内でダムの管理制御を行う為の最新のOA機器です。

つい、パソコン画面に見入ってしまいます。

天端通路に出ると両側に設置された数棟の施設。
ドアが解放され内部を見ることが出来ました。

数名のグループに分かれ、職員の方に案内されて早速ダム堤体内部へ。
下は、ダム直下に降りるエレベーター。
エレベーターを降りると堤体内部の通路を通ってダム直下へ。

堤体内部の通路は気温も低くコンクリートの側壁には結露も出来るそうです。

下は、通路出口から見上げたエレベーター塔

階段を下りて常用洪水吐き施設内部へ。
ここには、ホロージェットバルブがあり伊勢良い良く放水されていました。

下は、ジェットバルブを上から覗いた写真です。

下は、ホロージェットバルブから弧を描いて流れ落ちる水。

下にある堰堤は減勢池の副ダム。

更に狭くて急な階段を降りて水力発電施設へ。
平成26年3月、塩原ダムは管理ダムを効率的・効果的に活用するために「民間活力を活用して省エネルギー化と管理用発電を行う『ダムESCO事業』」を国内で2番目に導入されました。
その発電量は、最大出力195kwで年間発電量は一般家庭の約350世帯分に相当し、水力発電によってダム管理費の節減を図っています。

下は、発電施設脇から見たホロージェットバルブからの放水です。

下は、発電施設から急な階段を登って堤体内部へ。

 

塩原ダム公開Part1(那須塩原市)(アーカイブ)2016.07

maywind_624 (2016年7月28日)

塩原ダムのダム公開第2弾の紹介です。
国土交通省・林野庁主催の「森と湖に親しむ旬間(平成28年7月21日~31日)」の一環として実施されました。
前回は、ダムの内部施設やダムサイトの下部などを紹介しましたが今回はダム全体の紹介です。

天端通路に建つているのはエレベーター塔。ここから、ダム直下へ。
左は、コンジェットゲートの間より見たダム下流。

下は、ダム天端通路奥にあるリムトンネル。
※ リムグラウチングの作業のため、堤体上面横の山に掘った小型トンネルをリムトンネルと呼んでいます。

下は、ダム湖巡回調査用のボートハウス。

昨年9月に発生した集中豪雨では箒川も氾濫し、沢山の流木がダム湖を埋めたそうです。
この豪雨により上流の塩原温泉郷の露天風呂なども被害を受けたそうです。

下は、見学会で頂いた塩原ダムの資料です。

  

四万川ダム(群馬県吾妻郡中之条町四万)(アーカイブ)2014.08

maywind (2014年8月16日 12:43)

群馬県吾妻郡中之条町四万の四万川ダムを紹介します。
四万川ダムは群馬県の温泉地で有名な四万温泉の最奥にあるダムです。
今回は、家族旅行で四万温泉に一泊した帰りに寄ってきました。
以前からその素晴らしい美しさは聞いていましたが、やはり現地でみる圧倒するようなその素晴らしさには驚愕の一言。
均整の取れた石積風の堤体は、まるで威風堂々とした難攻不落の城壁。重厚な風格を思い出します。

四万川ダムは、利根川水系四万川上流にある堤頂長330m、堤高89.5mの重力式コンクリートダム、クレストゲート4門(自然越流式の非常用洪水吐)、コンジットゲート1門(常用洪水吐)、オリフィスゲートが2門(常用洪水吐)。
ダムの機能としては洪水調節・不特定利水・上水道・発電。
1980年着工1999年完成、群馬県で管理されています。

下は、天端通路。

下は、ダム堤体。
石積風で何故か城壁を連想させますね。

下は、ダム直下にある日向見公園。

下は、ダムによって出来た奥四万湖。
エメラルドグリーンが印象的です。

下は、ダム直下から見たダム堤体。
下から見上げると空に聳える城壁。
そのダイナミックさには圧倒されますよ。

ダム直下の放流口の下流では、少年が一人水浴びをしていました。
ダイナミックで涼しそう。

下は日向見発電所。有効落差65.86mで発電される最大出力は1,000kw。

上は、天端の通路、中央の塔はエレベーター塔。
下は、ダム周辺の水辺を管理するための繁船の昇降設備施設です。

下は、デジカメで撮った画像をモノクロに変換してみました。
やはり、モノクロは素晴らしいですね。(自己満足?)
昔、購入したゼンザブロニカ中判カメラ/ETRSiに銀塩モノクロフィルムを詰めR2フィルターを付けて撮ってみたいな~。

四万川ダム
群馬県吾妻郡中之条町四万
ダムカードが2014年4月に発行され、四万川ダム管理事務所 10:00~16:00(土・日・祝日除く) で配布されているようです。私は残念ながら頂くことが出来ませんでした。
奥四万湖サイトにあるダム資料館四万せせらぎ資料館を見なかったのが残念です。
また、併設された町営日帰り入浴施設「こしきの湯」に入れなかったのも残念。

西岩崎頭首工(那須塩原市)(アーカイブ)2015.04

maywind_604 (2015年4月)

栃木県那須塩原市西岩崎地区にある西岩崎頭首工を紹介します。
西岩崎頭首工は那珂川水系那珂川に造られた取水堰で、農業用水と飲料用水を取水する施設です。
明治時代になって那須野ヶ原が開拓されるのに伴い、日本三大疏水の一つとして灌漑用に那須疎水が造られました。
その取り入れ口は明治時代の土木遺産として現在でも保存されています。
その後、昭和42年(1967)から始まった那須野ヶ原総合開発(国営那須野原総合農地開発事業)により、第4次取り入れ口として現在の西岩崎頭首工が昭和51年(1976)に完成しました。
規模は堤長89m、堤高3.05m、毎秒8.94㎥を取水できるコンクリートフローティングタイプの堰です。
那須野ヶ原土地改良区で管理されています。
※ 日本三大疏水 安積疏水(福島県)、琵琶湖疏水(滋賀県・京都府)、那須疏水(栃木県)

関東農政局・那珂川水系

下は、西岩崎頭首工の全景。
右側の岩山に旧第一次取り入れ口があります。

下は、西岩崎頭首工の上流付近から見た風景。
奥の方に那須連山が望めます。

下は、昔の河川からの取り入れ堰付近。
写真の大きな石には堰き止め板を差し込む溝などがあります。

下は、旧河川取入樋門付近。

下は、明治38年(1905)に完成した第2次取り入れ口付近。

下は、明治18年(1885)に完成した第1次取り入れ口付近。

下は、那須疏水公園からの様子。
ここは「とちぎのふるさと田園風景百選」の認定地になっています。

下は、公園内に展示された疏水取入口工事中(昭和10年4月)に見つかった猿面石。

下は、那須疏水公園の全景です。
那珂川上流には遠く那須連山が望めます。

写真を撮り終えて帰る途中、バス会社の制服の若い女性たちに行き会いました。
多分、ここ那須疏水公園内にある明治の土木遺産などを案内するため、先輩の女性に案内される新人ガイド達なのだろう。

 下は、西岩崎頭首工の動画です。那珂川上流に見えるのは那須連山です。

赤田調整池(那須塩原市)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月20日 07:59) 

栃木県那須塩原市接骨木の赤田調整池を紹介します。
ここは、東北自動車道那須塩原ICから程近く千本松の那須野ヶ原公園のサイドに位置しています。
那須野ヶ原公園入り口手前の細い道を右折して奥まで行くと、赤田調整池を管理している那須野ヶ原総合開発水管理センターがあります。
赤田調整池を見学するにはここで許可を頂く必要があります。
また、資料なども頂くことができます。

私も許可を頂き調整池を散策しながら一周してきました。
この日はうす曇でしたが、薄っすらと雪化粧した那須連山がくっきりと眺めることが出来ました。
ただ、那須連山からの吹き降ろしが強く非常に寒かった。

赤田調整池は、那須疎水からの用水を安定した灌漑用水として有効利用するために設けられた施設。
形式は、堤頂長1608m、堤長巾6m、堤高14.8m、有効貯水量1200000㎥の前面傾斜コア型フィルダムです。

下は赤田調整池のビデオです。

上は、導水路付近でバックに見える建物は那須野ヶ原公園内のサンサンタワーです。
タワーから見る調整池も素晴らしいのではないでしょうか。
因みに、那須野ヶ原公園から赤田調整池には入ることは出来ません。

上下は、取水施設のゲート。
奥にサンサンタワーが見えます。


下は、取水施設のプレート。

下は、東側から見た風景で管理棟がみえます。

下は、揚水機場。
下右は、那須野ヶ原総合開発水管理センター。 
ここには、那須野ヶ原土地改良区連合の事務所もあり、前の広場には那須野ヶ原総合開発に尽力された渡辺美智雄翁の銅像が建っています。

下は、那須野ヶ原総合開発水管理センターにあった碑文です。

 

利根大堰(埼玉県行田市)(アーカイブ)2016.03

埼玉県行田市と群馬県邑楽郡千代田町を流れる利根川水系利根川に掛かる利根大堰を撮ってきました。
ここは、利根川河口から154kmの地点にあり、取水口から取水された水は、農業用水、都市用水、浄化用水として見沼代用水路、埼玉用水路、武蔵水路、邑楽用水路、行田用水路に分水されています。
下左は、堰の下流から見た利根大堰。
下右は、堰脇に設けられた魚道。春にはアユ、秋にはサケが上るそうです。

利根大堰は、利根導水路事業として1965年に着手、1968年に完成しました。
河川名は、利根川水系利根川
型式は、可動式で堰の総延長は約692m、うち可動堰幅は約491m。
ゲートは、2葉式鋼製ローラーゲート6門、1葉式鋼製ローラーゲート4門
転倒ゲート2門
用途は、主に農業用水と都市用水
水資源機構で管理しています。

改修工事中の河川敷から見た利根大堰(上下写真)

下は、取水口の須加樋管。(埼玉県行田市方面)

下は、取水口の須加樋管から見た沈砂池方面。
橋の下からは見沼代用水路、埼玉用水路、武蔵水路、邑楽用水路、行田用水路に分水されています。

利根大堰にある水資源機構の事務所でつい最近交付された利根大堰と武蔵水路のダムカードもゲットしてきました。



 
 

寺山ダムと桜(矢板市寺山)(アーカイブ)2016.04

栃木県矢板市寺山地区にある寺山ダムの春を切り撮ってきました。
ダムサイトにあるソメイヨシノとヤシオツツジが満開を迎えて咲き誇っていました。

寺山ダムは、高原山を水源とする那珂川水系宮川の上流に建設されました。
ダム形式は、堤高62.2m、堤頂長260m、総貯水容量256万㎥のセンターコア型ロックフィルダムです。
機能としては洪水調整、灌漑、不特定用水、 上水道用水等に利用されています。
1972年に着工、1984年に竣工し栃木県が管理しています。

常用洪水吐き。
遠くの山々は、まだ浅い芽吹きの春です。

堤体内部への入口かな。

管理事務所脇にある満開のヤシオツツジ。
映えるピンクの花が素敵でした。

ダム天端通路と管理事務所です。

寺山ダム湖とバックに聳える高原山です。

下は、ダムサイト直下にある水力発電所です。
ここは、栃木県が導入した「寺山ダムの管理用発電の活用によるESCO事業(ダムESCO事業)」による水力発電設備です。
ロックフィルダムの石積が素晴らしいですね。

下は、寺山ダムの案内板です。

 

庚申ダム(足尾町)(アーカイブ)2013.10

栃木県日光市足尾町の庚申ダムの紹介です。
昨年に一度訪問したのですが今回は庚申ダムで発行されたダムカードが目的で行ってきました。
ここは足尾町から国の天然記念物で知られるコウシンソウの自生地、庚申山へのルートの途中にあります。
利根川水系渡良瀬川支流の庚申川にある重力式コンクリートダムで発電を目的としています。
堤高は29m・堤頂長は55.85m・総貯水容量は195.000㎥で1982年着工、1985年に完成しました。
ダムの管理は栃木県企業局となっています。
栃木県営足尾発電所庚申ダム操作規程

上は管理事務所。

下二枚が一門ある洪水吐ゲートです。

下庚申ダム下流の様子。
庚申ダムをダム湖上流から見た全景です。

下左が庚申ダム湖、神秘的なコバルトブルーが印象的でした。
下右と三枚は庚申ダムの案内板です。

下は庚申ダム管理事務所で頂いたダムカードです。
これで栃木県内のダムカードは全て揃いましたが、まだUPしていないダムカードが数枚ありますので栃木県外のダムカードも含めて順次掲載したいと思います。

庚申ダム奥の国民宿舎かじか荘にある庚申の湯があります。
現在は、足尾の宿かじかになりました。
想い出の国民宿舎かじか荘です。
新緑と紅葉時期は最高でした。

2013年10月に在りし日の国民宿舎”かじか荘”を日帰りで訪れ、その時の想い出をアーカイブとして「日帰り温泉in栃木」で紹介してあります。参考にしてみてください。
国民宿舎かじか荘