八方湖(矢板市)(アーカイブ)2013.11

maywind (2013年11月)

栃木県矢板市下伊佐野にある八方湖を紹介します。
ここは、高原山の八方ヶ原にある人造湖です。
何の目的に作られたのかは不明ですが、湖の西方に40年ほど前?に分譲された別荘地があります。
分譲地とは名ばかりで住宅などは建っておりません。
私の解釈ですが、この分譲地の為の(調整池)雨水排水溜池ではないかと思われますが?
また、湖の南側には放牧地が広がっています。これも関係しているのでしょうか?分かりません。
2万5千分の地図で確認すると、何となく高台の分譲地の方から流れてくるような気がします。

上が人造湖のダム(堰)の様子。
下は堰からの放水口で水が流れ出ていました。
水の流入経路は分からないのですが、上流に湿地帯があったように記憶しています。

下左は、堰の水門(吐き出し)付近。

 

広義に解釈すれば堰に天端がある一種のダムといえるのではないでしょうか?
ちょっと気になったのですが、堰の水門付近のコンクリートが新しいのですが水門を改良したのでしょうか?

閑話休題。
今からもう30年ほど前、ここ八方湖はルアー・フライフィシングオンリーの有料釣り場でした。
4月下旬から10月下旬まで釣りができました。
今は閉鎖してしまいましたがその当時の面影のみが残っています。
ここにはニジマスが放流されていましたが、解禁当日などは50cm級がヒットし随分と楽しませて頂いた湖でした。
解禁当初はNo.12のフックに巻いたウーリーマラブー、秋にはダイナミックにトライするドライフライが魅力で足繁く通った釣り場でしたよ。
釣り人も少なくフライマンにとっては隠れ釣り場のような存在でした。

八方湖逍遥フライフィシングの想い出 風のつぶやき より
西洋式毛鉤釣(夏)雑木林/エッセイ より

使用した画像は2013年11月に撮影しました。

Photo Text by T.Hiyama



 

高間木取水堰(宇都宮市)(アーカイブ)2015.05

maywind_604 (2015年5月)

栃木県宇都宮市宮山田町高間木地区にある高間木取水堰を紹介します。
高間木取水堰は鬼怒川(西鬼怒川)より取水し高間木取水場から松田新田浄水場に送られ宇都宮市の上水として広く利用されています。
堰の規模など詳細は分かりませんが、引き上げ型の可動堰と起伏堰での構造かと思いますが写真から判断してください。

※ 第4期拡張事業 (昭和46.4 ~ 60.3)
第3期拡張事業後も水需要の増加にはまだ追い付かず,昭和46年に建設省(現国土交通省)施工の川治ダムを水源に,第4期拡張事業が始まりました。総事業費は 318億円で,昭和60年までの15か年継続事業で46万人への給水を可能にしました。松田新田浄水場,高間木取水場,高間木取水堰などが建設されました。 (給水能力 255,100m3/日 うち松田新田浄水場 100,000m3)

下は、可動堰の様子で右側に見える堰が高間木取水場に送られる水門口かと思います。

堰の下流では、男性が一人釣りを楽しんでいました。魚篭を覗いてみるとハヤらしき魚が十数匹。
から揚げにすると酒の肴に最高との事でした。因みに餌はサシとの事。

下は、西鬼怒川の清い流れ。
水面には青空が映え、その下には川底が透けて見えました。

下は、高間木取水場と水路。

ここには、土木遺産とも云うべき逆木同門跡があります。(下)
鬼怒川の水害に備える目的で明治30年2月に起工し翌31年に竣工しました。(説明板参照)

高間木親水公園での堤の桜の由来。

堤に咲く桜の老木。
奥に見えるのは残雪の日光連山。

下は、親水公園で撮った2コマ。

下は、掲示板に張られた国交省氏家出張所からのお知らせ。
136年ぶりにご開帳になった佐貫石仏奥の院のご案内。
因みに、佐貫地区には鬼怒川からの取水堰佐貫頭首工があります。

使用した画像は2015年5月に撮影しました。

Photo Text by T.Hiyama

小倉堰(西方町)vol.2(アーカイブ)2016.03

maywind_604 (2016年3月)

小倉堰の第二弾、小倉堰に隣接する西方ふれあいパークを紹介します。
ここは、西方総合公園で西方町の憩いの広場として平成15年に小倉堰周辺を整備しました。
園内には管理棟があり、小倉堰からの用水路の堤には桜も植えられています。

また、とちぎふるさと田園風景100選の認定地にもなっています。

下は、小倉堰上の取水堰です。

下は、小倉堰上の取水堰から流れる用水路です。
用水路の堤には、桜が植えられています。

下は、小倉堰脇に鎮座する小倉水神社です。

神社の脇には西方町指定の天然記念物さいかちの木があります。
私が子供の頃、故郷にあったさいかちの実を拾ってきてお袋がさいかちの実を煮出して髪を洗っていた覚えがあります。

※ 木材は建築、家具、器具、薪炭用として用いる。
豆果は皁莢(「さいかち」または「そうきょう」と読む)という生薬で去痰薬、利尿薬として用いる。
また、サポニンを多く含むため古くから洗剤として使われている。莢(さや)を水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、かつてはこれを石鹸の代わりに利用した。石鹸が簡単に手に入るようになっても、石鹸のアルカリで傷む絹の着物の洗濯などに利用されていたようである(煮出して使う)。
棘は漢方では皂角刺といい、腫れ物やリウマチに効くとされる。
豆はおはじきなど子供の玩具としても利用される。
若芽、若葉を食用とすることもある。

下は、水神社脇にある小倉堰の記念碑です。

小倉堰(西方町)vol.1(アーカイブ)2016.03 (ブログアーカイブより)

Photo Text by T.Hiyama

小倉堰(西方町)vol.1(アーカイブ)2016.03

maywind_604 (2016年3月)

栃木県栃木市西方町本城地区にある小倉堰を紹介します。
小倉堰は、西方町本城地内の思川に昭和28(1953)年に築かれた堤長175.4m、堤高0.9~1.7mの農業用水堰である。
思川の右岸にある「水神渕」と称される渕に取水用の樋門を設置し、最大で毎秒3.3m3を取水し、約600haの水田等で利用されている。

堰の構造は、明治初期には牛枠と竹蛇籠を併用していたが大正10(1921)年、および昭和3(1928)年(隧道建設)にそれぞれ改築されている。
その後、台風による被害が相次いだため昭和26(1951)年度より県事業として固定堰化に着手し昭和28(1963)年度に土砂吐6門(幅3.0m、高さ1.7m)を有した堤長175.4m、幅11.5mの小倉堰が竣工された。(土木学会栃木県支部サイトより抜粋)

上左は、堰脇に設けられた魚道。


上と下は、小倉堰上流にある用水の取入れゲート。
ここから、隧道を通して用水堀に供給されます。
余談になりますが、若い時上右のコンクリートの堰をヤマハトレールバイクTX125で登ったことがありました。
重心の掛け方が悪かったのか回転しそうになり怖い思いをした事がありました。
この時、バックに回転して落ちていたら?

上右は、隧道の取水ゲート。

下の動画は、西側から見た小倉堰です。

下は、改修工事に使われる土嚢。

下は、堰下からのショット。

下は、堰をバックに咲き始めた菜の花。

小倉堰は、ゲートの老巧化が進んだた改修工事が計画されています。

Photo Text by T.Hiyama