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西岩崎頭首工(那須塩原市)(アーカイブ)2015.04

maywind_604 (2015年4月)

栃木県那須塩原市西岩崎地区にある西岩崎頭首工を紹介します。
西岩崎頭首工は那珂川水系那珂川に造られた取水堰で、農業用水と飲料用水を取水する施設です。
明治時代になって那須野ヶ原が開拓されるのに伴い、日本三大疏水の一つとして灌漑用に那須疎水が造られました。
その取り入れ口は明治時代の土木遺産として現在でも保存されています。
その後、昭和42年(1967)から始まった那須野ヶ原総合開発(国営那須野原総合農地開発事業)により、第4次取り入れ口として現在の西岩崎頭首工が昭和51年(1976)に完成しました。
規模は堤長89m、堤高3.05m、毎秒8.94㎥を取水できるコンクリートフローティングタイプの堰です。
那須野ヶ原土地改良区で管理されています。
※ 日本三大疏水 安積疏水(福島県)、琵琶湖疏水(滋賀県・京都府)、那須疏水(栃木県)

関東農政局・那珂川水系

下は、西岩崎頭首工の全景。
右側の岩山に旧第一次取り入れ口があります。

下は、西岩崎頭首工の上流付近から見た風景。
奥の方に那須連山が望めます。

下は、昔の河川からの取り入れ堰付近。
写真の大きな石には堰き止め板を差し込む溝などがあります。

下は、旧河川取入樋門付近。

下は、明治38年(1905)に完成した第2次取り入れ口付近。

下は、明治18年(1885)に完成した第1次取り入れ口付近。

下は、那須疏水公園からの様子。
ここは「とちぎのふるさと田園風景百選」の認定地になっています。

下は、公園内に展示された疏水取入口工事中(昭和10年4月)に見つかった猿面石。

下は、那須疏水公園の全景です。
那珂川上流には遠く那須連山が望めます。

写真を撮り終えて帰る途中、バス会社の制服の若い女性たちに行き会いました。
多分、ここ那須疏水公園内にある明治の土木遺産などを案内するため、先輩の女性に案内される新人ガイド達なのだろう。

 下は、西岩崎頭首工の動画です。那珂川上流に見えるのは那須連山です。

赤田調整池(那須塩原市)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月20日 07:59) 

栃木県那須塩原市接骨木の赤田調整池を紹介します。
ここは、東北自動車道那須塩原ICから程近く千本松の那須野ヶ原公園のサイドに位置しています。
那須野ヶ原公園入り口手前の細い道を右折して奥まで行くと、赤田調整池を管理している那須野ヶ原総合開発水管理センターがあります。
赤田調整池を見学するにはここで許可を頂く必要があります。
また、資料なども頂くことができます。

私も許可を頂き調整池を散策しながら一周してきました。
この日はうす曇でしたが、薄っすらと雪化粧した那須連山がくっきりと眺めることが出来ました。
ただ、那須連山からの吹き降ろしが強く非常に寒かった。

赤田調整池は、那須疎水からの用水を安定した灌漑用水として有効利用するために設けられた施設。
形式は、堤頂長1608m、堤長巾6m、堤高14.8m、有効貯水量1200000㎥の前面傾斜コア型フィルダムです。

下は赤田調整池のビデオです。

上は、導水路付近でバックに見える建物は那須野ヶ原公園内のサンサンタワーです。
タワーから見る調整池も素晴らしいのではないでしょうか。
因みに、那須野ヶ原公園から赤田調整池には入ることは出来ません。

上下は、取水施設のゲート。
奥にサンサンタワーが見えます。


下は、取水施設のプレート。

下は、東側から見た風景で管理棟がみえます。

下は、揚水機場。
下右は、那須野ヶ原総合開発水管理センター。 
ここには、那須野ヶ原土地改良区連合の事務所もあり、前の広場には那須野ヶ原総合開発に尽力された渡辺美智雄翁の銅像が建っています。

下は、那須野ヶ原総合開発水管理センターにあった碑文です。

 

利根大堰(埼玉県行田市)(アーカイブ)2016.03

埼玉県行田市と群馬県邑楽郡千代田町を流れる利根川水系利根川に掛かる利根大堰を撮ってきました。
ここは、利根川河口から154kmの地点にあり、取水口から取水された水は、農業用水、都市用水、浄化用水として見沼代用水路、埼玉用水路、武蔵水路、邑楽用水路、行田用水路に分水されています。
下左は、堰の下流から見た利根大堰。
下右は、堰脇に設けられた魚道。春にはアユ、秋にはサケが上るそうです。

利根大堰は、利根導水路事業として1965年に着手、1968年に完成しました。
河川名は、利根川水系利根川
型式は、可動式で堰の総延長は約692m、うち可動堰幅は約491m。
ゲートは、2葉式鋼製ローラーゲート6門、1葉式鋼製ローラーゲート4門
転倒ゲート2門
用途は、主に農業用水と都市用水
水資源機構で管理しています。

改修工事中の河川敷から見た利根大堰(上下写真)

下は、取水口の須加樋管。(埼玉県行田市方面)

下は、取水口の須加樋管から見た沈砂池方面。
橋の下からは見沼代用水路、埼玉用水路、武蔵水路、邑楽用水路、行田用水路に分水されています。

利根大堰にある水資源機構の事務所でつい最近交付された利根大堰と武蔵水路のダムカードもゲットしてきました。



 
 

塩田ダムと桜(矢板市塩田)(アーカイブ)2016.04

栃木県矢板市塩田地区にある塩田ダムの春を切り撮ってきました。
ダムサイトにあるソメイヨシノは満開を迎えて咲き誇っていました。

塩田ダムは那珂川水系簗目川の上流にあるダムで灌漑を目的に造られたました。
ダムの形式は、堤高26.1m、堤頂長218m、総貯水量46万㎥のロックフィルダムです。
管理は栃木県で、1977年に着工し2000年に竣工しました。

下は、ダムの越流堤。

シンボルである取水塔は、現在塗装工事中でシートに覆われ見ることが出来ませんでした。

ダム天端から桜超し見る田園風景は素晴らしく、とちぎのふるさと田園風景百選にも選ばれています。

栃木県矢板市塩田の国有林野は、2012年9月に環境省から福島第一原発事故由来の指定廃棄物(焼却灰など)の最終処分場候補地に選定されました
しかし、水質汚染や安全性への懸念から地元市民や行政から強い反対運動が起こり、計画は白紙撤回を求められるなど頓挫した経緯があります。
その頃の、塩田地区の反対運動です。

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塩田ダム 矢板市塩田(2016年4月)

 

小網ダム(日光市藤原)(アーカイブ)2013.09

栃木県日光市藤原字小網にある小網ダムを紹介します。
このダムは鬼怒川上流の川治温泉の近くにあり、堤高23.5m・堤長128m・総貯水量627.000㎥の重力式コンクリートダムです。
1956年に着工1958年に完成し、栃木県企業局で管理しています。
上の写真は、管理事務所敷地内からダムサイト上流から撮ったものです。
下は、管理事務所側から撮った小網ダムの全景です。

下は、小網ダムから下流を望んだ写真。

下は、水門ゲートからの放流の様子で、右奥に見える白い建物が小網発電所です。
下は、小網発電所の案内でここでは14mの落差を利用して常時94KWの電力を発電しているそうです。

下は、ダムサイト上流からみた水門ゲートです。
下は、小網ダム湖の様子です。
紅葉は10月下旬ごろが見頃だそうです。
錦秋に包まれた小網ダムなんて素晴らしいかもしれませんね。

小網ダムの動画です。高画質にしてご覧ください。

下は、小網ダムの案内です。

下は小網ダム管理所で頂いたダムカードです。
栃木県内で発行されたダムカードも残すところあと一枚、庚申ダムのみとなりました。
昨年の夏ごろ写真を撮りに行ったのですがダムカードは発行されていませんでした。
来月の10月中旬ごろ行こうかと思っています。多分、紅葉の最盛期かと思います。