懐かしの風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2017.07

maywind_624 (2017年7月) 

古いネガを整理していたら風見発電所を撮ったモノクロネガが出てきた。
ネガケースを見ると昭和44年12月とある。(1969年)
この頃は、カメラに凝っていた時期でもあり、多分友人と撮りに来たのだろうと思う。
今のように、ダムに興味を持った頃ではないので手当たり次第に風景などを撮っていた頃の写真だと思う。
上は、風見発電所の変電施設。

上は、発電所の裏山辺りから撮影した発電所の全景。
下は、分水路付近。右ゲートが高間木方面。左ゲートは大宮方面。
佐貫地区からの導水路には水が溜まっていないので点検中の頃かな?
遠く大宮地区が望まれる。
今では見られなくなった茅葺屋根の農家が懐かしい。

下は、風見発電所の管理棟と排水門。

下は、風見発電所で排水された水が鬼怒川の地下をサイフォンで横切る高間木までの地図。
この当時の潜函工法(サイフォン)は珍しかったのではないのかな。

上と下は、発電所の裏山付近から見た鬼怒川と羽黒山。


サイフォンは、下写真の中央辺りを下から上に向かって掘られたのではないかな。(地図参照)

下は、昭和45年8月に撮った鬼怒川に掛かる上平橋の夜景。
この橋は鉄橋で真ん中あたりから広くなっていたと思う。(今はありません)
その昔、橋の中央より宇都宮方面は木製でしたので台風などで良く流されてしまったそうです。

下は、風見地区にある放水ゲートから撮った日の出。
この様な素晴らしい風景は、今では見られないだろう。

数年前に風見発電所を紹介したブログ記事がありますのでご覧ください。(現在閉鎖中)
ダムin栃木 風見発電所
ダムin栃木 逆木用水(風見発電所)

下は、空撮(google earth)と地図(国土地理院)を比較してみました。
私の想像で地下サイフォンの通る線を引いてみたので実際とは異なるかも知れません。

風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2013.09

Photo Text by T.Hiyama

風見発電所(塩谷町)(アーカイブ)2013.09

maywind (2013年9月) 

栃木県塩谷郡塩谷町風見山田にある風見発電所の紹介です。
ここは、前回紹介した鬼怒川の佐貫頭首工から取水し導水路を通じてここ風見発電所まで送られてきます。
昭和39(1964)年4月に運用され、発電形式は水路式で29.4mの落差を利用して発電されています。
上の写真の左側の排水路は風見地区を通して鬼怒川に放水され、一部は鬼怒川の下を通して(逆木サイフォン)宇都宮市の逆木地区まで送水されています。多分、この逆木サイフォンは潜函工法(ケーソン工法)で鬼怒川を横断したのかと思います。
右側の排水路は大宮地区を通して鬼怒川に放水されます。
下は風見発電所の動画、高画質でご覧ください。

右側の排水路は、大宮地区を通して鬼怒川に放水されています。

下の写真は同じ場所から撮ったものですが、左は今年の春、右は今年9月の台風の後です。

下は、風見地区にある分水ゲート付近で越流堰から流れ落ちる水流の白さが印象的です。

下は、鬼怒川への排水路。右に見えるゲートは逆木方面への排水路です。

下は、風見地区への導水路の出口付近。

下は分水ゲートで、左のゲートからはサイフォンを通して逆木方面へ、右のゲートからは鬼怒川へ放水されます。

下は、風見地区に設けられた鬼怒川への排水ゲート。

下のモノクロ写真は、40年程前、私が20代の頃鬼怒川に釣りに来た時に撮影した写真です。
日の出が素晴らしかったのを覚えています。
上の排水ゲート付近から撮りましたが、今では情景がすっかり変わってしまいました。

Photo Text by T.Hiyama

佐貫頭首工(塩谷町)(アーカイブ)2013.09

maywind (2013年9月)

栃木県塩谷町佐貫地区で鬼怒川水系にある佐貫頭首工を紹介します。
国営鬼怒川中部農業水利事業として昭和37年(1962)に佐貫地区に建設されました。
鬼怒川からここで取水し水路を通して昭和39年(1964)塩谷町風見に建設された風見発電所まで供給されています。
上の写真は、鬼怒川上流からみた頭首工の取水堰です。
下流にみえる佐貫橋は新しい橋に架け替えられる工事が行われています。
※ 頭首工とは河川などから農業用水を用水路へ引き入れるための施設の総称。用水路の頭首に設置される工作物であることからこの名称が用いられる。

上は、頭首工の取水堰を下流側から見た写真。
下は、頭首工の取り入れ口通路からみた鬼怒川の上流で奥に見える山は日光連山です。

下は、頭首工付近で取水口から風見発電所に送られます。
ここでも、管理事務所でダムカードを頂くことができます。

下は、鬼怒川中部農業水利事業工事の竣工記念碑です。


佐貫頭首工動画

maywind (2013年9月)

栃木県塩谷郡塩谷町佐貫にある佐貫頭首工(前回紹介)に再度行ってきました。
目的はダムカード、今日の下野新聞サイトニュースでダムカードの記事が載っていました。
記事によると、県内外のダム愛好家(私もその内の一人)らのダムカード収集が多くなっているとの事。
と、いう事はダム施設に関心がある事なんでしょうかね。
最近の温暖化による気象の変化、ゲリラ豪雨などによる河川の氾濫による洪水調整、利水によるライフラインへの重要性などダム施設の制御等が見直されているのかもしれません。
急峻な地形を持つ日本列島においては、関心を持たざるを得ないのではないでしょうか。
早速、管理事務所に赴き一枚のダムカードをゲットしてきました。
ここは栃木県で管理する所で、以前行った足尾の庚申ダムでもダムカードを発行されたようです。
これから紅葉の時期、庚申ダムと川治温泉の小網ダムにいってダムカードをゲットしようと考えています。
その帰りには、お決まりの日帰り入浴でエンジョイ。
この趣味もに嵌るのも最高ですよ。

上は、佐貫頭首工の堰を管理事務所内から撮ったものです。
やはり、近くから見ると迫力がありますね。
下は、佐貫頭首工と台風一過の青空に映える日光連山の動画です。

下は、佐貫頭首工の概要です。

佐貫頭首工のダムカードです。
やはり、お手数でも現地へ行って頂かなければならないようですね。

佐貫ダム管理所 栃木県塩谷郡塩谷町佐貫 電話0287-47-0816

下は、佐貫観音の紹介です。
佐貫観音は塩谷町の観光地の一つで、64mの岩山の岩面に大日如来磨崖仏が彫られており、弘法大師一夜の作と伝えられています。
下は、岩山で左側には岩屋への入り口があります。

栃木県塩谷町佐貫観音

下は、岩屋の中に祭られた社です。

岩戸山観音院(塩谷町) 佐貫観音にて

Photo Text by T.Hiyama

赤川ダム(宇都宮市)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月) 

栃木県宇都宮市福岡町細野にある赤川ダムを紹介します。
利根川水系赤川に属しています。
ダム形式は、堤高17.5m、堤頂長221m、総貯水量327千㎥のアスファルトフェイシングフィルダム。
着工は1965年、竣工は1970年で栃木県で管理している灌漑用のダムです。
赤川ダム周辺の山(古賀志山)は、冬場の低山ハイクのメッカであり、この時期は多くの登山愛好者が訪れています。
この日もリュックを背負った多くの高年のハイカーが訪れていました。
また、赤川ダムのある宇都宮森林公園は1990年の世界選手権を記念して始まったジャパンカップサイクルロードレースのメイン会場で10月に第22回が開催されました。
上は赤川ダムですが、左手に見える塔は取水施設です。

上の写真は、ダム堤頂部天端の通路。

下はダム堤体,
ダム上流側とダム下流側。

下は、洪水吐きの様子。
左がダム湖側。

右が放流側で、下流には田園地帯が広がっている。

下は、赤川から赤川ダムへの流入付近。
この赤川の上流に細野ダム(ダムと言うよりは堰堤?)があります。

下は、赤川ダム竣工記念のモニュメント。

下は、宇都宮市森林公園内の管理棟前広場にある”緑の女神像”。

赤川ダムの動画です。
高画質に設定してご覧ください。

下は、赤川ダムの概要案内です。

下は、森林公園管理センター前の広場、”緑の女神像”があります。

下は、サイクリングターミナル。

下は、展望台から見た赤川ダム。

展望台です。展望台へは管理センターから10分ほど。
赤川ダム周辺の展望は最高ですよ。

下は、宇都宮森林公園の案内板。

下の写真は、赤川ダム湖ですがPC用の壁紙用に作ってみました。

Photo Text by T.Hiyama

細野ダム(宇都宮市)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月) 

細野ダムは、赤川ダムより赤川に沿って約800mほど北の方向に位置しています。
鬱蒼とした杉林の中にひっそりと水を貯め、水は非常に清く底の方まで透き通っていました。
ここは見る限り、ダムと言うよりも昭和29年に完成した足尾砂防ダムに見られるような堰堤ではないかと思われます。
(一般に思われるダムと言うよりは小規模の堰き止め湖という感じでした。)

堰はコンクリートで造られ、端のほうに流出口があり、丁度、山深い渓流の堰堤のような感じでした。
ダム堤体?(堰堤)はコンクリート造り。規模は分かりません。
上は、ダム上流側。

細野ダムは、ネットなどで公開されているダムサイトでは赤川ダムとして紹介されていますが、地図などでは別々のダムとして確認できます。
下は、ダム下流側ですがどう見ても砂防ダムのような堰堤でしょう?

細野ダム(堰堤)下には、古賀志山北コースの登山道が整備されており、ダム下からの撮影も可能みたいです。
道沿いに行くと細野ダムの流れ込み付近まで行くことが出来ます。

下は、古賀志山ハイキングマップ。
管理センターで頂けます。

下は、宇都宮森林公園の案内板。

Photo Text by T.Hiyama

栗谷沢ダム(宇都宮市)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月)

栃木県宇都宮市新里町の栗谷沢ダムを紹介します。
栗谷沢ダムは利根川水系姿川の上流に位置しています。(多分、姿川の源流?)
ダム形式は均一型ロックフィルダムで、堤高は15.0m、堤長は115.0m、有効貯水量は55000㎥です。
管理は新里土地改良区で、農業用ダム(灌漑)として機能しています。

上は、洪水吐きで左が上流、下が下流側です。

下は、栗谷沢ダムの天端で形式はロックフィル。

下は、新里街道に掛かる栗谷沢ダム橋から見た栗谷沢ダム。
この街道は宇都宮市若草町から日光市今市まで通っており、日光街道119号の脇道として利用されています。

青く澄んだ栗谷沢ダム湖は、釣りマニアには人気のスポットで特にヘラブナ釣りには人気があるようです。
今日も、素晴らしい釣機材を設置した釣り人が数人来ていました。

Photo Text by T.Hiyama

矢の目ダム(那須町)(アーカイブ)2013.11

maywind (2013年11月) 

栃木県の最北端の那須町にある矢の目ダムを紹介します。
ここは那珂川水系板敷川(黒川支流)にあり、灌漑を目的としています。
ダムの形式は、堤高29m、堤頂長187m、総貯水量110万㎥のアースダムです。
管理は栃木県で、1976年に着工し1999年に竣工しました。
周辺の山の紅葉も素晴らしい日でした。

上は、天端より見た貯水湖で中央に取水塔が見えます。
下は、岩が敷き詰められたノリの部分。


下は、天端の通路、奥に見えるのが管理棟です。

下は。展望広場脇の真っ赤に染まったドウダン。

下は、下から見た洪水吐導水路。

下は、天端から見た洪水吐。

下は、ダム直下にある公園と黒川支流。

下は、ダム湖上流に整備された遊園広場と吊橋。
ダムサイトから吊橋までは散策路も整備されています。

下は、矢の目ダムの案内板です。
矢の目ダムに関する詳細は矢の目ダム設置及び管理に関する条例施行規則でも確認できます。

Photo Text by T.Hiyama

西古屋ダム(塩谷町)(アーカイブ)2013.12

maywind (2013年12月) 

栃木県塩谷郡塩谷町船生西古屋にある西古屋ダムを紹介します。
西古屋ダムは利根川水系鬼怒川に流れ込む白戸川上流にあります。
ダム形式は、堤高21.5m、堤頂長189.7m、総貯水量547千㎥の重力式コンクリートダムです。
ダムの主な機能は発電で、ダムサイト下流に発電施設があります。
1962年着工、1963年に竣工し東京電力で管理しています。

ここは、船生の宿から北へ3kmほど入った山間にあり、一人で行くにはちょっと寂しい場所。
私が行ったときは6月頃でしたが、誰も居ず熊でも出てきそうな雰囲気の寂しい所でした。
上左は、ダム上部の通路ですが臆病な私には通り抜けることが出来ませんでした。
右は、鬼怒川から西古屋ダム湖へ流れ込む導水路が奥の方に見え何となく不気味な感じ。

下は、西古屋ダムサイト下に設置された塩谷発電所。

下は、水利使用の標識です。

Photo Text by T.Hiyama

沼原調整池(那須塩原市)(アーカイブ)2013.06

maywind (2013年6月 8日)

沼原調整池は栃木県那須塩原市板室地区に深山ダム(下池)の上池調整池として昭和49年造られました。
目的は、同じ板室地区の深山湖(深山ダム)にある沼原発電所で発電するための施設です。
沼原発電所は、沼原調整池に溜められた水を深山ダムに流し落とし、その落差を利用して発電する揚水発電です。
型式はアスファルト遮水壁型ロックフイルダム            
提高は38m
提頂長は1597m
総貯水量は 4,336千m3

深山ダム現地見学会(那須塩原市)2016.7.26

下は、沼原調整池(上池)と深山ダム湖(下池)との位置関係と発電方式を解説した案内板です。

下は、沼原湿原より見た沼原調整池の土手です。この奥に調整池があります。
この沼原調整池には柵が設けられ立ち入ることは出来ません。

下は、沼原湿原から行くことの出来る深山ダムへの標識。
周囲はズミが満開で甘酸っぱい香りです。

沼原ッ湿原の動画です。

沼原湿原の様子を”JG1UEVinアマチュア無線”にUPしてあります。

下は、沼原湿原の玄関口の沼原駐車場

駐車場の概要: 那須連山南西の沼ッ原湿原・沼ッ原調整池の東側にある市営の無料駐車場(標高1275m)。アクセスは東北道の黒磯板室インターチェンジを下りて県道53号線の塩原・板室方面へ進み、木綿畑の交差点を県道30号線の那須湯本・板室方面へ右折、さらに戸田の交差点を県道369号線へ左折する。那須ハイランドゴルフクラブの入口を過ぎたすぐ先で沼原池の案内板があるので左折、白笹温泉郷別荘地の案内板手前の分岐を左折して車道の終点まで進む。分岐してすぐに未舗装区間があるものの、大半は2車線の舗装路で走りやすい。紅葉シーズンは駐車場が混雑する他、12月上旬から4月下旬までは冬期閉鎖となる。駐車場奥部より湿原展望台への遊歩道と日の出平登山口方面へ道が分岐する他、舗装路の終点先を進むと南月山の登山口となっている。
ダート路(未舗装路): 有
トイレ: 有

西荒川ダム一般公開(塩谷町)(アーカイブ)2014.07

maywind (2014年7月25日) 

塩谷群塩谷町大字上寺島字柄沢、那珂川水系西荒川に建設された西荒川ダムの一般公開に行ってきました。
一般公開は、年に一度で10時から3時までの一日限り。
一番乗りでダムの素晴らしさを満喫してきました。
西荒川ダムは以前にも紹介しましたが、普段はダムサイトに入ることが出来ません。
いつも柵越しに見ていたのですが、今回は一般公開とあって遠慮なくしっかりと見てきました。

上は、管理室内部の様子で全てがコンピューターで管理されています。
下は、放流警報システムだそうです。

上は、ダム堤頂天端の通路、普段は歩くことが出来ません。
写真の山の上に見えるのが管理棟です。

下二枚は、ダム点検用階段から見たダム堤体。点検抗まで降りて見ることが出来ました。

因みに堤高は43.5m、堤頂長は116m。
上は、ダム下流側のコンジェットゲートからの放流。
下は、クレストゲート。
 ※ クレストゲート(非常用洪水吐)
常用洪水吐に対する言葉で、ダムの設計洪水流量のうち、常用洪水吐の放流量を上回る部分を放流する洪水吐をいいます。一般に越流式の放流設備により構成されます。
※ コンジェットゲート(常用洪水吐)
洪水調節に用いる洪水吐。常用と非常用の2種類の洪水吐を持つダムの場合の言葉で、通常はこちらの洪水吐を用いて洪水調節を行います

下は西荒川ダムのプレート。

下は、主放流ゲート設備。

下は点検通路の入り口。
ここまでは急な階段を降りてきます。

下は、ダム上流から見たクレストゲートの様子です。

下は、堤体と岩盤の接合付近(岩着部)で水漏れなどを点検するそうです。
通路内部は今の時期とても涼しく(寒いくらい)逆に冬場は大変暖かいそうです。
3月下旬の満水期や台風の時などは、不測の事態に備えて頻繁に点検しているそうです。
織田裕二主演で映画になったホワイトアウトのシーンが思い出されますよね。

下は、堤体内部の点検用通路。

ダム形式は堤高43.5m、堤頂長116m、総貯水量4.300.000㎥の重力式コンクリートダムです。
ダムの主な機能は、流水の正常な機能の維持・洪水調節で、1962年着工、1968年に竣工され、栃木県で管理されています。
下は、ダム堤体の資料。(参考までに)

西荒川ダム管理所
塩谷郡塩谷町上寺島柄沢
TEL 0287-45-0141

下は、管理事務所で戴いた西荒川ダムのダムカードです。

閑話休題。
西荒川ダム上流部のダム湖は東古屋湖として釣りの名所として有名です。
春、鱒釣り解禁日は大勢の太公望が東古屋湖を埋め尽くすそうです。(チョット大げさかな)
また、へら鮒や鯉の釣り場としても有名ですね。
ダムの一般公開の時間まで東古屋湖をショットしてみました。

東古屋湖の釣り 栃木県鬼怒川漁協